香港編と台湾編を経て、ついにこのシリーズは最終回を迎えます!
中国の電子商取引の市場規模は世界一大きく、これからも成長しつつあります。
そんな中、淘宝网(タオバオ)、京東はほぼ85%の中国の電子商取引市場シェアを占有しています。
今回は中国大陸の人気ECサイトをまとめておりますので、その人気のコツを見つけましょう!
■淘宝网(タオバオ)↗︎
まずは有名なアリババグループ所属の淘宝网(タオバオ)。
タオバオは中国EC市場シェア占有率一位のリーダーサイトで、中国に限らず、台湾、香港でも使用者有数なECサイトです。
タオバオはCtoCサイトで、誰でもタオバオでネットショップを開設することができるので、タオバオの取り扱い商品範囲はとても広く、服、食品をはじめ、飛行機などもタオバオで買えます。驚くことに、馬も買えます。↗︎
タオバオのサイトはコーポレートカラーのオレンジをメインに、タイトル、アイコンはそれぞれ違う色を使います。
様々なバナーと写真をグリッドに詰めて、ファストビューで多くの情報が目に入ります。
■京東↗︎
京東はタオバオに次ぐ二番目の市場シェアを占有したサイトです。
京東のコーポレートカラーはダークレッドです。タオバオと違って、京東のサイトの色数はより少なく、色使いも統一性があります。
タオバオ、京東以外ですと、
苏宁易购(SUNING)↗︎、当当(dang dang)↗︎、国美在线(GOME)↗︎なども中国大陸の人気なECサイトです。
苏宁易购(SUNING)↗︎ 当当(dang dang)↗︎ 国美在线(GOME)↗︎
こちらで見ると中国の人気なECサイトのデザインは結構似てるようです。
暖色系のテーマカラー、様々なバナーと写真を使って、ファストビューにたくさんの情報を詰めています。これは中国人の好みなのかもしれないですね。
過去の私のコラムで説明した通り、中国人は華々しいことが好きで、サイトでもお互いに影響しやすい傾向性があります。
もちろん好きなデザインは人によって違うと思います。
でも、もし中国大陸向けのECサイトを作りたい時は、上記のサイトを参考にされてもいいと思いますよ。