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WordPressの脆弱性を狙った攻撃にはどんな種類がありますか?
WordPressを狙う攻撃は多岐にわたりますが、代表的なものを挙げると以下のようになります:
- ブルートフォース攻撃
管理画面のログインフォームに対し、無数のID・パスワードを試して侵入を試みる手法です。特に「admin」などの一般的なユーザー名を使っていると危険です。 - SQLインジェクション
脆弱なプラグインやフォームから、悪意のあるSQL文を注入し、データベースを不正操作する攻撃です。個人情報漏洩やサイト改ざんにつながります。 - クロスサイトスクリプティング(XSS)
ユーザー入力が適切にフィルタリングされていない場合、悪意あるスクリプトを埋め込まれ、他の訪問者に影響を与えます。 - ファイルアップロード攻撃
不正なファイル(例:Webシェル)をアップロードし、サーバー上で任意のコマンドを実行するタイプの攻撃です。 - 旧バージョンのプラグインの悪用
過去に報告された脆弱性を狙い撃ちする「既知の脆弱性攻撃」も頻繁に行われます。
これらは完全に防ぐことは難しいですが、ログイン試行制限、WAFの導入、ファイルアクセス制限、不要なプラグインの削除、SSL化など様々な対策を講じることで、リスクを大幅に軽減することができます。
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