CJコラム

ホームページ公開後にありがちな“運用の落とし穴6選”

「無事にホームページが公開されてホッとした!」多くの企業がそう感じると思います。
ですが、本当のスタートは公開した“その日から”です。

制作までは熱心に取り組んだのに、「その後は何も更新していない」「気づけばアクセスが減っていた」というケースは非常に多く見受けられます。
このコラムでは、ホームページを公開した後に起こりがちな“運用の落とし穴”と、その対策について、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。


落とし穴① 「更新されていない=信頼できない」と思われてしまう
公開当初は最新だった情報も、時間が経てば「古い情報」に。
特に以下のような内容がそのままだと、信頼性が大きく下がります

ユーザーは意外と細かく見ています。更新されていないことで、「今はもうやっていない会社かも?」という誤解を招く可能性もあります。

対策:
月に一度のペースでもいいので、「ニュース」や「お知らせ」欄の更新、営業時間や価格表など、変化があったらすぐ反映する習慣をつけましょう。

落とし穴② 「アクセス解析を見ないまま」改善のチャンスを逃している
せっかくホームページを持っていても、どのくらいの人が訪れているのか、どのページがよく見られているのかを把握していないと、改善のヒントを見逃してしまいます。

たとえば、

こういった「気づけばチャンスを逃している」ことはよくあります。

対策:
無料の「Googleアナリティクス」や「サーチコンソール」を使えば、誰でも簡単にアクセス状況を把握できます。
月に一度のレポートを見るだけでも、大きな改善ポイントが見つかるかもしれません。

落とし穴③ コンテンツが“会社目線”で止まっている
更新しているつもりでも、「会社の告知」ばかりで、ユーザーが求めている情報が届いていないことも。

例:

大切なのは、「ユーザーが知りたい情報か?」という視点を持つことです。

対策:
会社側の伝えたいことに加えて、次のような「お客様視点の情報」もバランスよく発信しましょう。


落とし穴④ スマホ表示の不備に気づいていない
PCでチェックして問題ないと思っていても、スマホでは意外と崩れていたり、読みにくかったりするケースは多く見られます。

特に…

といった問題は、スマホユーザーの離脱を招く原因に。

対策:
月に1回程度、スマホでホームページを確認し、表示崩れや操作性のチェックを行いましょう。
できれば、iPhone・Android両方での確認が理想です。

落とし穴⑤ 「何を目的に運用するのか」があいまいなまま
実は一番多いのが、「ホームページをどう活用したいのか」があいまいで、更新の方向性を見失うことです。

目的によって、運用のやり方も変わってきます。

対策:
一度、自社のホームページを「何のために持っているのか」見直してみましょう。
目的がはっきりすれば、どんな情報を載せて、何を更新すべきかも明確になります。

落とし穴⑥「セキュリティや法的対応」が後回しにされている
意外と見落とされがちなのが、ホームページを“公開したまま放置”してしまうケースです。見た目のデザインや更新頻度ばかりに意識が向き、セキュリティや法的リスクへの対処が後回しになっている企業は少なくありません。ホームページは一度公開すれば、インターネットという「外部」と常につながったシステムです。
たとえば、

こうした「見えない落とし穴」は、ある日突然問題として表面化することがあります。

対策:
ホームページは「単なる情報発信ツール」ではなく、「企業の信頼を支える重要な資産」です。
だからこそ、定期的なCMSやプラグインのアップデート、SSL証明書の更新、バックアップの取得を習慣化しましょう。
加えて、社内での情報管理ルールや運用フローを文書化しておくことで、属人化を防ぐことも大切です。場合によっては、セキュリティ診断や法務チェックを外部専門家に依頼するのも、万一のトラブルを未然に防ぐ有効な手段です。 

まとめ:作って終わりではなく、“使い続ける”ことが重要
ホームページは「作って終わり」のツールではありません。
定期的に更新し、ユーザーとの接点を持ち続けることで、ビジネスの成果につながる“資産”になります。

「最近何も変えていないかも…」と思ったら、今日からできることから一歩ずつ始めてください。

対応する必要があるのは分かってはいるけど、、、時間が無い、、
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