CJコラム

【ホームページ制作】SNSだけじゃ限界!“営業しない営業マン”としてのホームページ活用術

こんにちは。WebディレクターのNです。
「SNSで毎日発信しているのに、なかなか成果につながらない…」「フォロワーは増えているけど、問い合わせは増えない…」
そう感じている個人事業・中小企業のオーナーの方は多いのではないでしょうか?

たしかに、SNSは手軽に情報を拡散できる強力なツールですが、それだけに頼っていると、いつか限界が来てしまいます。これは、例えるなら「名刺交換だけで終わっている営業活動」のようなものです。

SNSで多くの人と出会えても、自社の強みや信頼性を深く伝える場がなければ、成果には結びつきません。
大切なのは、SNSとホームページの役割を正しく理解し、両方を連携させることです。

ホームページは、24時間365日休まずに働く“営業しない営業マン”です。

この営業マンをうまく活用することで、SNSだけでは難しかった安定した集客と成果を実現できます。

目次
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1.なぜSNSだけでは集客に限界が来るのか?
2.“営業しない営業マン”としてのホームページ活用術
3.SNS×ホームページの改善事例
4.まとめ
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1.なぜSNSだけでは集客に限界が来るのか?
SNSが集客の万能ツールではないのには、明らかな理由があります。

・投稿の寿命が短い
SNSは基本的に“タイムライン”形式で、情報が上から下へと流れていきます。
どんなに良い情報でも、時間が経てばすぐに埋もれてしまい、常に新しい情報を発信し続けないと、ユーザーの目に留まる機会は減ってしまいます。

・掲載できる情報量が限られている
サービス内容や価格、予約方法、実績など、しっかり伝えたい情報は、SNSでは断片的になりがちです。ユーザーが「もっと知りたい」と思っても、必要な情報が探しにくく、離脱されてしまう原因になります。

・信頼性に欠ける
ユーザーは「この会社は本当に大丈夫だろうか?」と不安を感じたとき、必ずと言っていいほど公式ホームページを探します。SNSだけでは「しっかりした会社なのか」「きちんと営業しているのか」といった印象を持たれにくく、信頼の獲得に不利です。
このような特性から、SNSだけの集客に頼ると新規顧客の獲得が頭打ちになりやすい、と考えられます。

2.“営業しない営業マン”としてのホームページ活用術
一方、ホームページは、会社の信用を形にし、ユーザーが求める情報を整理して提供する場所です。
これを活用することで、SNSだけでは難しかった成果を出せるようになるはずです。

・24時間働く営業ツールに
ホームページには、見込み客を顧客に変えるための仕組みを導入できます。
資料請求フォームや問い合わせフォーム、オンライン予約システムなどを設置することで、電話やメール対応にかかる時間を大幅に削減し、本来の業務に集中できます。
また、お客様からの問い合わせを自動で受け付けることで、24時間365日、休むことなく営業活動を行うことが可能になります。

・「流れて消える投稿」から「蓄積される資産」に
ホームページは、SNSと違い情報が流れず、検索で見つかる資産型コンテンツになります。
SNSでは語りきれない商品やサービスの魅力を、ブログやコラムを通じて詳しく解説することができます。
また、ブログや実績紹介を継続的に更新することで、時間が経つほど情報が蓄積し、検索を通じて新たなユーザーの目に触れる機会が増えます

・信頼の構築とブランディング
ホームページは、オンライン上の「会社の顔」です。
会社概要、事業内容、実績、お客様の声、スタッフ紹介などを丁寧に掲載することで、ユーザーは「どんな会社が、どんな想いでサービスを提供しているのか」を深く理解できます。

しっかりとしたホームページがあることで、SNSから流入してきたユーザーに「きちんとした会社・お店だ」と感じてもらえ、問い合わせや申し込みへの心理的ハードルが下がり、成果率が高まります。

3. SNS×ホームページの改善事例

SNSもホームページも、単独では十分な効果を発揮しません。
両者を組み合わせることで、営業しなくてもお客様が集まる“仕組み”を作ることができるのです。

では、
SNSとホームページをどのように連携すればよいのでしょうか?
ここでは、具体的な事例を2つご紹介します。

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事例1:個人経営カフェ・A
SNSでの写真投稿は好評だが、予約やメニュー詳細の確認は電話や来店に頼りがち。
ホームページはあるものの、情報が古く、スマホで見づらい。

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改善ポイント:
・ホームページをスマホでも見やすいデザインにリニューアル。さらにオンライン予約フォームとメニュー詳細ページを設置。
・SNSとホームページの連携を強化。SNSのプロフィール欄にホームページURLを記載し、「ご予約はこちらから」と明記。新作メニューを投稿する際は、「詳細はホームページで」とキャプションに記載し、ストーリーズでもリンク付きで告知。

結果:SNSからホームページへのアクセスが増加。
電話での予約対応が減り、オンライン予約が主流に。ホームページで事前にメニューを確認する人が増え、来店時の注文がスムーズになった。
SNSのフォロワーも「お店の最新情報がすぐ見られて便利」と好評で、ホームページとSNSが相互に顧客を呼び込むサイクルが生まれた。

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事例2:地域密着型の工務店・B
大手のハウスメーカーと比べて認知度が低い。ホームページは持っているが、デザインが古く、更新もされていないため、会社の魅力や信頼性が十分に伝わらない。
SNSでは、現場の様子や職人の日常を発信しているが、問い合わせにはあまりつながらない。

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改善ポイント:
・ホームページを「施工事例集と信頼の拠点」としてリニューアル。最新の施工事例を写真ギャラリー形式で豊富に掲載し、「お客さまの声」も合わせて紹介。
・SNSでは「施工中のビフォーアフター」「職人のこだわりポイント」「家づくりのQ&A」など、フォロワーの興味を引くような記事を投稿。投稿のキャプションには、「詳細はホームページで公開中です」といったメッセージとともに、ホームページのURLを記載。
・ホームページ内のブログ機能を使って、「失敗しない土地選びのコツ」「補助金制度の活用方法」といった、見込み客が関心を持つであろうテーマでコラムを執筆。さらにブログ記事をSNSで告知。

結果:SNSで発信される現場のリアルな様子が、親近感と信頼感を生み、フォロワーが増加。
さらに、ホームページへの誘導が成功し、ユーザーはそこで詳細な施工事例や会社の強みを知ることができた。
また、ホームページのブログ記事が検索エンジンで上位表示されるようになり、SNS以外のルートからの新規顧客獲得にも成功。

4.まとめ
今回は、SNSとホームページを連携させることで見込める効果と、具体的な改善事例をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
SNSだけに頼った集客は、あくまでも「入り口」です。
そこから先、“本気の顧客”に変えていく仕組みがなければ、せっかくの発信も実を結びません。ホームページがあることで、SNSの発信は無駄にならず、「問い合わせ」「予約」「資料請求」「購入」などの行動に確実につなげることができます。

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