CJコラム

右肩上がりの訪日外客数の背景にある訪日情報サイト

日本政府観光局(JNTO)の2024年間国別訪日外客数(推計値)によると、訪日客数の合計は3,686万9,900人と過去最高を更新し、国別上位三カ国の韓国881万人、中国698万人、台湾604万人の他、4位アメリカ(272万人)を挟み、5位香港268万人、6位タイ114万人と、アジア圏からの訪日外客は、全体の75%超を絞めています。

コロナ禍を乗り越えて、右肩に上がる訪日外客数の背景にあるのは、当然、世界各国の訪日情報サイトの存在です。
JNTOのVisit Japanが、この一翼を担っているのですが、Visit Japan以外のアジア圏における主要なネイティブ向けサイトをご紹介します。

马蜂窝(Mafengwo)

中国国内最大級の総合旅行メディアでありオンライン代理店。世界各国の観光情報の提供、ユーザー同士のコミュニティなど、旅行に特化した様々な機能を有し、数億ユニークユーザーを持つ。

 

樂吃購!(ラーチーゴー)

香港・台湾の訪日観光客向けメディアとしては最大級。月間500万PV、UU80万人以上。

 

Honeycombers

シンガポールの有名ローカルメディア。都市情報サイトとして、ライフスタイル、グルメ、観光、イベント情報を扱い、その切り口で訪日旅行にの観光地情報、日本のカルチャーやレストラン、アクティビティを紹介する記事を発信しています。

 

Chill Chill Japan

タイ人向け日本旅行情報サイトとしてはNo.1の評価を得ています。月間150万PC、UU65万人、Facebook19万のフォロワーがいます。

 

以上4サイトです。これだけ?と思われるかも知れませんね。もちろん、訪日情報に特化した各国サイトは大小様々ありますが、韓国、中国、台湾以外では、旅行代理店や航空会社が運営しているサイトか、有名メディアの特集記事などが情報源になっているケースが多いので、それらは簡単に目星が付くため割愛しました。
また、SNSによる実際の訪日外国人の発信が、大きく情報源としての働きを果たしています。

 

とはいえ、こうしたメジャーポータルサイトの情報を定期的にチェックし、訪日外客の志向や期待の旬を追っていくことはプロモーション重要な取り組みになるでしょう。

 

以上、ご参考までにて。

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