CJ Column

コラム

何か変?日本人が見逃してしまうスペルミス~Brakefast at Tiffany’s(ティファニーで朝食を?)~

映画やミュージカルにもなったこの作品は日本語にも翻訳されました。
邦題は「ティファニーで朝食を」
オリジナルの英語の題名は“Breakfast at Tiffany’s”

主人公のコニーを演じるのはオードリー・ヘップバーン。
彼女がいつの日か「ティファニーで朝食を食べる」身分を夢見てショーウインドウを見上げるシーンは映画では印象的です。
しかし夢を見ながら運転していると、このタイトルのように”Brakefast at Tiffany’s”(ティファニーでは急いでブレーキを)の意味になってしまいますので要注意。

今回のテーマは、見つけづらいスペルミスです。
このタイトルにあるような笑えないスペルミスを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

翻訳された英文の校正をする際に、多くの翻訳会社ではWordのスペルチェック機能が使用されています。
そして、このスペルチェックが完全でないことに気づかれている方も多いのも事実です。
英単語として間違っていない限りチェック機能が働かないためです。
代表的な例としては、“from”と“form”があります。どちらも辞書には存在するので見逃してしまうのです。

タイトルで書いた“Brake”は「ブレーキ」の意味。RとLの発音の違いが苦手な日本人には、
“Bleak”(荒涼とした)“Blake”(人名William Blake等)とも間違うかもしれません。
英語としては意味が全く違いますので明確に違う言葉なのですが、形は似ていますので、
“Break, Bleak, Brake, Blake”と並べると日本人としては迷ってしまいます。
また、ファーストというカタカナ読みが一緒なので、“fast”と“first”も、一緒にしてしまうかもしれません。(上記は英語の発音は違います)

私たちは普段、漢字を使用しますのでそれぞれの漢字の意味は理解しています。「白」と「自」と「百」は違う漢字で間違う人はいません。
それなのに英語に自信のある日本人担当者の仕事でもスペルミスは散見されます。

シトラスジャパンでは、こうした恥ずかしいミスを公開してしまわないように、プロのネイティブライターが最終ファイルを校閲しています。

Y.Y   コーディネーター

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