CJ Column

コラム

皆さん、知らず知らずに省エネ会話していませんか?異文化コミュニケーションを円滑にするヒント

私たちがふだん使う日本語は、本来必要な情報が省かれたまま交わされることがたびたびあります。
皆さんも、こんな会話をしていませんか。

   A「私はうなぎ。」   B「僕はとんかつ。」

レストランでの当たり前の会話ですが、この文で省かれているものは何でしょう。動詞、ととっさに答えたあなた。そうですね。私はうなぎを注文します、食べます、が本来言いたいことですよね。日本語をあまり知らない外国人が聞くとポカンとされるでしょう。(ちなみに例のような文はズバリ「うなぎ文」と呼ばれています。)

もう少しフォーカスしてみましょう。
この会話で何が起こっているかと言うと、会話をしている人たちの頭には、そのとき共通に思い浮かべているトピック「何を注文するか(食べるか)について」が存在しています。そしてそれは通常口にされることがない、というのが日本語の会話で多く見られる現象です。

日本語話者の間では、このトピックはその場の状況や会話の流れ、過去の経緯、共通の文化的背景等から分かり合えるので、トピックの答えとなる単語、うなぎやとんかつを発するだけでコミュニケーションが成立しています。でも、英語ではこのトピックは言葉にして表現する必要があります。省エネ発話は通じないのです。口にされていないトピックをしっかり訳して、食べるhave、注文するorder を使って文を作ってみましょう。

   I’ll have eel. もしくは I’ll order eel.


となります。このよう「口にされないトピックは何だろう」と意識することは英語を考えるときに役に立ちます。
外国語に翻訳するときだけではありません。

会社内ではツーカーで通じている話(とくに用語)が、社外の相手、または他業種の相手とはちんぷんかんぷんということはよく起こります。文化が違う相手にコミュニケーションをとる場合には、共有されていないトピックがある、という視点を持って接する親切が異文化コミュニケーションには必要だと思います。
同様に、幅広い人に向けて文章を書く作業でも、トピックが元々共有されていない人に伝わるように書くにはどんな言葉を補えばいいのか、という視点があると、よりわかりやすい文章になると思います。

でも、当社ではどんなに省略されたフシギな日本語でも、作成者の意図を分析して、効果的にお伝えできる外国語コピー・翻訳を作成しますので、ご心配なく。 お気軽にご相談ください。

K.I  コーディネーター

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