2020年が始まる頃はまさか、2021年の正月に帰省の自粛を求められる状況になっているとは、
想像もつきませんでした。
海外への渡航も規制が緩和されるなど、少しは良い兆しが見えてきたかのように思っていましたが、
変異種による感染拡大などもあり、また規制が強化される流れになるなど、行きたくても行けない。
来てほしくても来てもらうことができない。
という状況がこうも長く続くと、海外との関係が希薄になっていってしまうのではないかなど、
ちょっと心配になりますよね。
2021年に無事オリンピックが開催されるようになることを心から祈りつつ、行けないのであれば、
せめて見るだけでもとの思いで、今回も海外のデザインが素敵なWebサイトを集めてみました。
今回は、隠れたIT先進国と言われているウクライナに注目してみました。
ウクライナと聞いても、あまり馴染みがないし、どんな国かわからないと思われる方が多いのではないでしょうか。
東ヨーロッパに位置するウクライナは、旧ソビエト連邦構成国の中で、ロシアに次ぐ2番目に大きな人口を抱える国で、ヨーロッパの真珠」とも言われるほど美しいと言われ、聖ソフィア大聖堂をはじめとする7つの世界遺産を持つ国でもあります。一部、チェルノブイリやクリミア問題などネガティブなイメージもありますが、近年では、ウクライナのIT産業が世界から注目されているそうです。
ウクライナのIT産業が成長している1つの要因は、優秀なIT人材が多いことだそうで、旧ソ連時代には、核開発や原子力発電、航空宇宙分野の研究が積極的に進められていたことなどから、理系教育が進んでいたそうです。
ソ連崩壊後もその特徴は変わらず、現在150以上の技術系の高等教育を行う大学などの教育機関が存在し、これは周辺国と比較しても多く、IT技術力が高い人材が多いと言われています。そのことからWebデザインも先進的で魅力あるものを多く見ることができます。
そんなウクライナのWebサイトをいくつかご紹介します。
ウクライナには約2000のIT企業が存在しており、約7万5000人のプログラマーが働いていると言われています。
そして、マイクロソフトのような世界的企業の研究機関も100以上あるそうです。
そうした環境がもたらす先進のテクノロジーに支えられることで、優れたデザインも多く生み出されているのでしょうね。
海外のWebサイトも1つの国に絞って見ていくと、新たな発見があるような気がします。
皆様が、海外との新しい関係を築いていくことへの参考にしていただければと思います。