あなたのWebサイトには、Googleマップが使用されていますか?
簡単にサイトに地図が掲載できる便利なサービスで、多くのサイトで見かけられますね。
このGoogle Mapをサイトに掲載する場合に、有料になる利用内容と無料で使える利用内容があるのはご存知でしょうか。
Google Mapは、API(API: Application Programming Interface)を使用することで、Google Mapの機能をカスタマイズしてサイトに設置することができます。
2018年6月11日、Google MapのAPIを提供しているGoogle Maps APIがGoogle Maps Platformにアップデートされました。それに伴い、料金体系が変更され、APIを利用している場合の無料の範囲は28,500回/月(動的な地図の場合)と大幅に減少しました。改訂前の無料範囲は、「1日あたりの地図の読み込みが25,000回までは無料」ですので、およそ以前の30分の1のアクセスでも有料になることになったのです。
サイトの1ページに地図を表示していたとすると、1日あたりおよそ930回以上アクセスがあると、それ以上は有料になってしまう計算です。大勢のユーザーが訪れていたり、複数ページに地図が掲載されていたりすると、超えてしまいそうな数字ですね。
しかし、Google Mapsサイト内から埋め込み用コードを取得してiframeとして埋め込むことで、APIを利用しなくても地図をサイトに掲載することが可能です。この方法ではカスタマイズ性が低く、例えばMapのカラーを変更したり、マーカーを変更したりといった大きな変更は出来ません。それでは、変更できる箇所はないのでしょうか。
検索した結果を取得することが可能ですので、例えば経路を表示することは可能です。
色を変えることはできませんが、地区を表示することも可能です。
特定の種類の複数店舗を表示することもできます。
意外と多くの表示が可能ですね。他に、マイマップを共有することでも表示結果を多少編集することができます。
ただ、この表示はあくまで検索の結果などであり、Googleの仕様変更などでいつ変更されるかは分かりません。
サイトに地図を掲載するのに、結果が変更されてしまっては困る場合もあるかと思います。
そういったことを避けるには、新しくなった「Google Maps Platform」を利用するのが良いでしょう。
自分のサイトにはどれを使えば良いのか、判断が付かない場合は是非シトラスジャパンまでお問い合わせ下さい。