日本の英語サイト
前回、英語圏でのお問い合わせフォーム作成に関する研究についてお話ししました。
しかし、日本人の作る英語サイトの問題はさらに根が深いです。
あえてURLはつけませんが、下の画像は実在するウェブサイトのお問い合わせフォームです。何が問題か分かりますか?
前回お話ししたように、リセットボタンが存在することも問題ですが、そこだけではありません。
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答えは、英語サイトなのにボタンが日本語で書かれていることです。
英語しか読めない人がボタンを押す際に日本語のボタンを押すわけです。
こんなことをするなら、まだブランクボタンを設置して、押したらランダムで送信されたりリセットされたりした方が親切な気がしてしまいます。
ちなみに、フォームをまたいで上の方に日本語の「リセット」や「キャンセル」の意味が書かれています。
せめて、ボタンの横に書けばいいのにとか、こんな説明文を書く暇があればボタンを英語にすればいいのに、と考えてしまします。
ここまで来ると、英語で問い合わせが来てほしくないから、わざとリセットボタンを押させて、問い合わせが来ないようにしているのでは、と勘ぐってしまいます。
本当はそのような意図はないと思いますが、問い合わせが欲しいなら不要なResetボタンは削除しましょう。
そして、もし問い合わせが来てほしくないなら、問い合わせフォーム自体を削除したほうが、Resetで苛立つクレーマーを作るよりいいのではないかと思います。