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貴社のWebサイトが何百万の来訪者の興味をひき、お問い合わせや発注が圧倒的に増加するとしたら、そのWeb制作は大成功と言えます。しかし、残念ながら期待に通りでなかった場合にはヒューリスティック評価が必要かもしれません。
企業の英語版Webサイトを評価するための方法は数多くあります。例えば、社内で調査することもできるでしょうが、そこでの評価結果と推奨は専門性や客観性に欠けたものになってしまいがちです。また、日本人Webチームに相談することもできますが、英語圏のネイティブが持っている文化的視点については見落す結果となるでしょう。ターゲットとなる顧客層がどのようにWebサイトを利用しているか、ユーザビリティ調査を行うこともできますが、それでは費用と時間がかかりすぎてしまいます。
ヒューリスティック評価法は、企業のWebサイトにある問題点を見つけ出すための迅速でお手頃、且つ効果的な評価手法です。Webサイトがユーザビリティの観点から標準的であるのか、またクライアントがWebサイトで達成すべき目的に適っているのかを、複数の経験のある評価者が個別に分析・評価します。具体的には、ページごとに問題の潜んでいる箇所を抽出し、スクリーンショットを用いながら個々の問題の具体的説明および推奨する解決法の提示を行います。最終的に、各評価者のレポートは社内で議論を重ねたうえで一つのレポートとしてまとめられます。
ヒューリスティック評価法は、一般的には費用対効果の高い人数と言われる3人の評価者によって実施されます。評価者の内最低1名は英語ネイティブの人間が行う必要があります。また、レポートでは、ヤコブ・ニールセンの「ユーザビリティ ヒューリスティックの基本的な10項目」やベン・シュナイダーマンの「インターフェイスデザインの8つの黄金律」といったヒューリスティックの手法を用い、アクセス解析レポートや競合企業のWebサイトとの比較レポートを補完してヒューリスティック評価することが望ましいと言えます。
もし、貴社のWebサイトの活用度合が低いようであれば、プロの評価を受けることが適切ではないでしょうか。ヒューリスティック評価法は、英語版Webサイトとして改善しビジネス効果をもたらすためのフィードバックと解決法を費用対効果よく提供できます。
https://faculty.washington.edu/jtenenbg/courses/360/f04/sessions/schneidermanGoldenRules.html