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多言語デザイン制作において、フォントや文字化けの問題はどう解決していますか?
多言語グラフィックデザインにおいて、フォントの選定は非常に重要です。言語によっては、使用するフォントが該当文字セットをサポートしていないことも多く、それが文字化けやデザイン崩れの原因になります。
特に欧文フォントしか対応していない場合、アジア言語(中国語・韓国語・日本語)では文字が「□」や「?」に置き換わる、いわゆる「豆腐文字」が表示されることがあります。
また、アルファベットと漢字の併記などでは、フォントのバランスや大きさの違いが目立ち、読みづらさやデザインの不自然さにつながるケースもあります。
細かなフォントの選択と調整は、多言語DTPにおける最大のポイントの一つです。
さらに、文字コードの設定(UTF-8など)を統一し、制作ソフトの環境設定を確認することで、文字化けの防止策も講じられます。特にIllustratorやPhotoshopで作成する場合、表示上は問題なくても印刷時にトラブルが出ることがあるため、プリフライトチェック(事前検証)も重要です。
最終的には、DTP技術者、ネイティブライターなど、経験豊富な専門職によるチェックや、試し印刷(校正刷り)を行うことで、言語ごとの問題を発見・修正し、クオリティの高いデザインに仕上げることができます。
当社は。多言語DTP・グラフィックは長年手掛けている専門分野ですので、何なりとご相談ください。