多言語DTP・グラフィック > ノウハウ
DTP制作時に、言語によってレイアウトが大きく変わることはありますか?
はい、言語の特性によってはレイアウトを大きく変更する必要が生じることがあります。これはDTP制作において非常に重要なポイントです。
例えば
- 英語→ドイツ語の場合、文字数が約1.3〜1.5倍に増えることが多く、テキスト枠の拡大やフォントサイズの調整が必要になります。
- 日本語→アラビア語やヘブライ語は右から左への横書きになるため、全体のレイアウトを左右反転させなければならないケースもあります。
- 縦書きの日本語を横書きの言語に変える場合、段組みやビジュアル要素の配置も見直す必要があります。
このように、多言語展開では単純な「文字の置き換え」では対応できず、言語ごとに最適なレイアウト設計が必要です。当社では、各言語の書記方向、文字サイズ、読みやすさを考慮したDTP設計に精通したスタッフが対応し、文化的・視覚的な違和感のないドキュメントに仕上げます。
また、言語ごとにレイアウト案を比較しながら進行する「並行デザインレビュー」も可能です。まずはご希望の言語・媒体をお知らせください。最適な多言語DTP設計をご提案します。