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多言語WebサイトのグローバルナビやURL構造はどうなりますか?SEOへの影響は?
多言語サイトのグローバルナビゲーションですが、国や地域毎に、一般的と考えられるメインメニューと序列は微妙に異なっていますので、厳密に考えるのであれば、言語別にサイト構造を含めて検討する必要があるでしょう。
例えば、日本では会社概要の中にIR情報やサステナビリティなどが含まれるケースが多いですが、欧米では、IR情報やサステナビリティは会社概要とは分け、個別のメニューとしてまとめられる傾向があるといったような違いです。
一般的に、ステークホルダーが重視するコンテンツには、文化圏によって微妙な差があります。
ただし、言語別の個別対応は、コストやメンテナンス性とのトレードオフになりますので、ご予算等に合わせて、適切な提案をさせていただきます。ご安心ください。
そして、多言語サイトのURL構造は、SEO上も非常に重要な要素となります。言語別URL構造の概論としては、各言語ごとにサブディレクトリ形式(例:/en/、/zh/)、もしくは、サブドメイン形式(例:en.example.com)いずれかが候補となるでしょう。
ただし、地域属性ドメイン(.jpなど)をお使いの場合は、日本語版以外を別ドメインとすることも検討されます。
URL構造以外に、Googleなどの検索エンジンに正しくクロールされるよう、hreflangタグや言語別サイトマップの設置なども重要な対策となります。
Webサイトの多言語化については、単純なデザイン・翻訳の検討以外に、上述のような根本的なサイト構造にも多く検討すべき点があります。経験豊富な当社に是非ご相談ください。