2019年1月、「携帯電話の通信料金は4割下げられる」という菅官房長官の発言を覚えている方はいらっしゃいますか?
この発言を皮切りに3大キャリアは値下げへの対応をするべく各社動いているかと思われます。一番最初に動いたのが「ドコモ」で、値下げを実現する手段として通信料金と端末代金を分ける「分離プラン」を発表しました。
ここでは、プランの内容説明は割愛しますが、皆様ご自信の携帯料金が適正かどうか、薄々と疑問に思い始めたのではないでしょうか。敏感な方は、いわゆる格安スマホに乗り換えて月々の料金を抑えてらっしゃるかと思いますが、今後さらにそういった方が増えるのではないかと、私は推察しております。
前置きが長くなりましたが、このコラムは、格安スマホに乗り換えたい!でも、どうすればいいの?と言う方向けのコラムではなく、各企業様のWebサイト担当者様に向けたコラムです。
ん?格安スマホとWebサイトって関係あるの?と思われた方、要注意でございます。こちらのコラムを確認頂き対策してください。
※格安スマホ(SIM)の定義については、各格安スマホ社のWebサイトに記載してありますので、ここでは割愛します。
そもそも、格安スマホを使用している方の割合はどのくらいなのでしょうか。
※引用:2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査 MMD研究所
※「格安スマホ」の数値は、「MVNO」とキャリアサブブランドの「Y!mobile」の合計値です。
こちらの格安スマホの割合ですが、17年3月時は12.4%、18年10月時は16.1%を記録しており着実に増えているのがわかります。
また今後の動きとして、キャリアの乗り換えを考えている方はどのくらいかをまとめてみました。
※引用:2019年通信乗り換えに関する調査 MMD研究所
上記「検討している」方が格安スマホへ乗り換えを考えている割合はこちらの通りです。
※引用:2019年通信乗り換えに関する調査 MMD研究所
乗換えを検討している方は20%前後ですが、70%近くの方が乗り換えるなら、格安スマホと言う結果がでました。
格安スマホユーザーが増えると、一体どのようなことが起こりうるのか?後編にて執筆させていただきます。お楽しみに!