自分のサイトに載せられるWebサービスは大変便利です。
Instagramの投稿写真を自分のサイトに並べたり、Twitterを載せたり、Googleマップを自分のサイトのアクセスページに埋め込んでいる方も多いことでしょう。
ですが、今までずっと使えていたサービスなのに、ある日突然使えなくなってしまうということもあるのです。
2018年6月11日、「Google Maps API」が「Google Maps Platform」にアップデートされました。それに伴い、APIキーが設定されていないGoogle Maps Platformを利用しているGoogleマップがグレーアウトされるようになったのです。
APIキーとは、外部サイトからWebサービスを利用するための暗号鍵のことなのですが、「Google Maps API」にAPIキーが必須になったのは2016年6月22日からですので、それ以前に作成されたサイトにはAPIキーが設定されていない可能性があります。今まで問題なく表示されていた地図が、何もしていないのに急に表示されなくなってしまう・・・
なんとも恐ろしい話です。
サービスが終了してしまうこともあります。
Googleが以前行っていた、プロジェクトホスティングサービス「Google Code」が2016年1月25日に終了したことがありました。「Google Code」では開発者向けにAPIなども提供しており、その中に特定のブラウザでデザインが崩れてしまうのを防ぐコードもありました。この終了日を境にこのコードが動作しなくなってしまったため、おかしくなってしまったサイトもあったのです。
Instagramでは、2016年6月1日にInstagram APIを登録制から申請制に変更したため、登録のみで申請をしていないサイトに掲載されていたInstagramがすべてエラー表示になってしまう、ということが起こりました。
こういったことがなるべく起こらないよう、できるだけ事前に情報をつかんでサイトのメンテナンスをしていくことが大切です。シトラスジャパンでは、事前に分かったWebサービスの変更・終了をお知らせすることもございます。もし気になることがありましたら、フォームからお問い合わせ下さい。