CJコラム

英文コピーも見た目が大事

コピーは、言葉を紡ぎ合わせて人の心に響くように作られます。
本来、その文字を読むだけで、読み手は魅力を感じるものです。

 

しかし多くの場合、コピーは単独で使われるよりも、ロゴと組み合わせたり、ウェブサイトのキービジュアル画像の上に重ねたりなど、他のクリエイティブと一緒に使われることが多いです。

 

そういう場合は、コピーの言葉の魅力に加えて、コピーとクリエイティブのトータルでのビジュアルインパクトが重要になってきます。もちろん、ビジュアルデザインはデザイナーの領域になりますが、弊社では、様々な海外のコピーを見てきたアメリカ人コピーライターが、文字のサイズ、改行、文字の配置の仕方などを検討し、コピーとビジュアルの相乗効果を高められるようご提案をすることが可能です。それにより、言葉の意味以上のインパクトや新鮮な印象づくりを狙うことができます。これは、ネイティブライターが関わる弊社の強みでもあります。

 

今回は、文字そのもののデザイン性を高めて新鮮な印象を放っているコピーの例をご紹介します。

 

Subway(サブウェイ  ファストフードチェーン)


ユニークなロゴの下に、斜めにコピーを配置しています。”eat fresh.”は小文字で始まり、でもピリオドはしっかりついているという遊び心満載のコピーです。文法的には掟破りですが、新鮮で、砕けた表記の仕方により、とても親しみやすい印象を与えています。 ”Eat fresh.”という文を並列に置くだけでは、ここまでの楽しさは出ないでしょう。

※画像 http://logomarkmania.seesaa.net/article/200634992.html

 

AMEX (アメリカンエキスプレス  クレジットカード会社)


ロゴ部分を見てください。AMEXのAMとEXを分けて2行にしています。社名をこのように分割するのはとても大胆であり、ここまでしても、AMEXであることは誰もが認知してくれるだろう、という大手ブランドの自信を感じます。
右側のコピーは3行に改行されており、中央の行のみ手書き風のフォントにデザインされて色も変えています。ゴシックの黒い文字を3行並べるだけでは出せない、従来の金融サービスのお堅いイメージと違った、フレンドリーでカジュアルな印象づくりに成功しています。

※画像 https://www.amexpop.com/Asset/Detail/392

 

Now or Never(「今しかない」というお決まりのフレーズ)


これはコピーではありませんが、改行のうまさによりインパクトを持たせることに成功した一例です。3行に分けることにより、NOW とNEVERの先頭の文字Nが際立ち、実際に口にすると、誰もがNに強い力を込めてしまうでしょう。イエローの背景に黒い文字という色合いにも、気迫を感じさせます。

 

 

どうでしたか?コピーにもビジュアルの工夫がされることで、新たな味わいが出てきますね。
コピーの制作の際は、文字の見た目についてもぜひ、弊社にご相談ください。

 

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