【YouTube】動画の再生数を地域(国)別にカウントする方法
先日、クライアントからYouTubeにアップロードした動画の再生回数を地域(国)別に抽出して分析したい、というリクエストがありました。そこで今回は、備忘録もかねてYouTube動画の再生回数をカウントする方法をまとめてみたいと思います。
それではさっそく!
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【目次】
1.YouTubeアナリティクスで調べる
2.Facebookに投稿したYouTube動画の再生数を調べる
3.Webサイトに埋め込んだYouTube動画の再生数をGoogleアナリティクスで調べる
まとめ
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1.YouTubeアナリティクスで調べる
YouTubeにアップした動画は、YouTubeアナリティクスから再生回数を確認できます。
①動画をアップした時のアカウントIDでYouTubeにログイン。
②YouTubeアナリティクスページに直接アクセスするか、管理画面右上のプロフィールメニューから [YouTube Studio(ベータ版)] にアクセスします。
③ここからはYouTube Studioの管理画面になります。
左メニューの [Videos] をクリックすると…
④アップロードした動画の一覧リストが表示されます。リストの中から調べたい動画のサムネイルを選んでクリック。
⑤選択した動画の詳細ページに遷移します。さらに左メニューの [Analytics] をクリック。
⑥上メニューの [Audience] をクリックすると、再生回数上位の地域(国)リストが表示されます。
さらに詳しい情報を知りたい場合は、左下の [SEE MORE] をクリック。
⑦上メニューの [Geography] をクリックすると、地域(国)別の再生回数や再生時間、平均視聴時間が確認できます。
2.Facebookに投稿したYouTube動画の再生数を調べる
Facebookインサイトから再生数が確認できます。ただし、動画が再生された回数でなく、再生された総時間で計測しているのでご注意ください。
①Facebookアカウントでログインし、上メニューの [インサイト] をクリック。
②左メニューの [動画] をクリック。
③投稿した動画の一覧リストが表示されます。
リストの中から調べたい動画のサムネイルをクリック。
④動画の詳細画面が表示されます。さらに [上位地域] をクリックすると…
⑤各地域(国)の再生時間を確認することができます。
3.Webサイトに埋め込んだYouTube動画の再生数をGoogleアナリティクスで調べる
YouTubeではなく、Webサイトに埋め込んだ動画の再生数をGoogleアナリティクスで測定するには、少し手間がかかります。YouTubeで自動生成されるサイト埋め込み用のiframeタグはカスタマイズが出来ない(イベントタグが埋め込めない)のです…
代替え方法は、主に2通りあります。
1)Googleタグマネージャーを使用
Googleタグマネージャーの中に、YouTube動画の再生や停止に連動したカスタムタグやトリガーを設定して、データを計測する方法です。
2)YouTube IFrame APIを使用
JavaScriptの知識が必要ですが、YouTube IFrame APIを使うとHTML内に動画プレーヤーを埋めこんで制御することができます。カスタマイズが可能なので、イベントのカテゴリを記述してデータを計測する方法です。
具体的な設置の手順は、以下のサイト様で詳しく解説されているので、ぜひご参照してみてください。
【参照させていただいたページ】
YouTube動画をGoogleアナリティクスで解析する方法を解説!(株式会社WACUL様)
YouTube Player APIを使って色々やってみる(株式会社TAM様)
iframe 組み込みの YouTube Player API リファレンス(公式サイト)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したツールからは、動画の再生回数だけでなく、総再生時間、閲覧ユーザー層、流入元など、さまざまなデータを取得することができます。これらの情報を有効に使って、サイトの改善やコンバージョン率の向上につなげていきたいですね。
それではまた。