多言語DTP・グラフィック > 準備物・スケジュール
多言語DTPの制作を依頼する際、どんな素材や情報を用意すればよいですか?
日本語から多言語DTP展開をご希望される場合、制作をスムーズに進めるためには、まず以下の素材や情報をご提供いただくことが理想的です。
- 元データ(原稿)
最初に必要なのは、日本語など元言語のDTPデータです。Adobe InDesign、Illustrator、PDFなど、使用しているアプリケーション形式での提供が望まれます。テキストがアウトライン化されていない編集可能な状態であれば、翻訳作業や再配置がスムーズに進みます。 - フォント情報
使用されているフォントが多言語対応していない場合、類似の多言語フォントに置き換える必要があります。事前に使用許諾や好みの書体を確認しておくと安心です。もちろん。多言語フォントの選定と手配を当社にお任せいただくこともできます。 - 画像・グラフィック素材
高解像度の画像や図版が別ファイルで提供されていると、多言語版でも画質を保ったまま再利用できます。また、画像内に日本語のテキストが含まれている場合は、翻訳対応が必要かどうかを指示いただくと助かります。 - 対象言語・対象国
翻訳対象の言語だけでなく、どの国向けかを明示いただくことで、表記のスタイルやローカライズ表現を適切に調整できます。 - レイアウトの希望
原稿と全く同じレイアウトを保ちたいのか、言語ごとに調整しても構わないのかを明確にすることで、制作方針が変わります。言語によって文字量が増減するため、文字詰め・行間・改行などの微調整が必要になる場合もあります。
これらの情報が揃っていれば、多言語DTP制作の工程が格段に効率化され、納期の短縮やコストの最適化にもつながります。
尚、上記について最初の段階で不明な点があっても、ガイドラインを当社から提示しつつ進行をリードしますので、まずは気軽にご相談ください。