Webサイト制作(多言語) / Webサイト制作(日本語) > ノウハウ
日本語サイトより、海外サイトの方が攻撃を受けやすいと聞いたことがありますが、本当ですか?
一概に、どちらが攻撃を受けやすいということはありません。
Webサイトが日本語で書かれていても、裏側のプログラムは(半角英数記号で綴られた)共通語ですので、攻撃はこのプログラムに対して行われます。よって、言語差が攻撃頻度や成功率を左右する要因にはなっていません。
悪意の第三者の攻撃対象は、”狙って”行われる先以外に、”無作為自動的”に行われる先もあります。そして、後者の方が圧倒的に多いです。攻撃を意図、あるいは脆弱性検知を目的としたbot(自動巡回プログラム)は、世界中を差別なく回っていて、botに発見されてしまった脆弱性があれば、攻撃を受けると言うことになります。
従いまして、”日本語(や日本国内向け)サイトだから大丈夫”、”海外向けサイトだから危ない”ということはいずれも成立しませんので、言語や対象地域に関係なく、セキュリティへの配慮は常に必要です。
多くの企業にできる防御策は、導入しているソフトウェアを常に最新に保つことです。