CJコラム

世界のソーシャルメディア事情~日本・アメリカ・中国・香港の違い~


皆さんはなにかソーシャルメディアを利用していますか?
ソーシャルメディアという言葉をご存じない方も、Facebook、Twitter、YoutubeやInstagramなどを多くの方がご利用になっていると思います。
ソーシャルメディアとは、双方向のコミュニケーションが可能なメディアです。
似た言葉としてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がありますが、こちらはソーシャルメディアの中でも「人と繋がる」ことを主目的としたサービスです。
例えば、YoutubeはSNSではありませんが、ソーシャルメディアです。以前、世界で使用されているブラウザには国ごとに差があるという調査を行いましたが、それではソーシャルメディアの使用には違いがあるでしょうか。(調査にあたっては、StatCounterというサイトを利用しています)

 

■2018年11月世界のソーシャルメディアシェア

まず世界の平均を確認してみましょう。
Facebookが69.33%と、7割近くを占めています。そしてPinterest、Twitter、YouTubeと続きますね。
Facebookは利用者が減った、他のメディアが人気、などと耳にすることもありますが、世界ではまだまだ突出して利用者が多いようです。

 

■2018年11月日本のソーシャルメディアシェア

では、日本のシェアはどうでしょうか。
なんと世界平均とは大分異なり、Twitterが多く利用されていますね。Facebookの利用は3割程度にとどまっています。140文字で短い文章をつぶやくというTwitterですが、日本語と英語では同じ文字数に含められる情報量がかなり異なってきます。情報量の点で使い勝手が良いために日本での利用が多いのでしょうか?現在では日本語・韓国語・中国語以外での文字数制限が緩和されているようです。

 

■2018年11月アメリカのソーシャルメディアシェア

アメリカのシェアはどうでしょうか。
主に使われているメディアは世界平均と似通っています。Pinterestが3割近くを占めているのが特徴です。PinterestはInstagramのような画像共有サービスで、アメリカでは多くの企業がPinterestを活用しているようです。

 

■2018年11月中国のソーシャルメディアシェア

ブラウザでは特徴的な内容の多かった中国ではどうでしょうか。
中国での利用の47%を占める1位は、他の国では見ないYoukuというメディアです。こちらはYouTubeのような中国の動画共有サイトです。他に、中国独自のサービスではないのですが、ビジネス特化型SNSのLinkedinもランクインしています。中国本土ではFacebook、twitter、Google+などのアクセスが規制されるのですが、Linkedinは規制外のため、ユーザーが多いと考えられます。

 

■2018年11月香港のソーシャルメディアシェア

香港ではどうでしょうか。
香港は中国の一部ですが、インターネットの閲覧規制はされていません。
利用されているソーシャルメディアも、世界平均に近いものになっています。
中国で一位だったYoukuもランキングに入っていません。Facebookの利用がとても多く、75%を超えていますね。

 

調査の結果、ソーシャルメディアは国によって、利用率が様々であることが分かりました。
もし日本以外をターゲットとしたウェブサイトにソーシャルメディアを追加するならば、その国で利用率の高いものを選択しなければ効果的な情報発信が行えないでしょう。
シトラスジャパンでは多くの多言語webサイトの制作実績がありますので、どうソーシャルメディアを利用すべきか悩んだときも是非ご相談ください

 

 

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