Webサイトにマンガコンテンツを導入している企業は?
企業サイトやランディングページ、メルマガなどに「マンガ」を導入している企業が増えてきています。
興味を持ってもらい読んでもらえる、わかりにくい事をわかりやすく伝えられる、魅力や効果を伝えることに長けている、などの特長があり、読んだ人の記憶に残りやすい、コンバージョン率も向上するなども効果も報告されています。実際に企業がどのようなマンガコンテンツを持っているのか、いくつか調べてみました。
■Honda
・Honda原点コミック https://www.honda.co.jp/guide/genten
・Hondaキャンプ マンガでわかるキャンプの失敗例 https://www.honda.co.jp/outdoor/koishi/
・みんなのHonda アグレッシブ四コマ劇場 https://www.honda.co.jp/minna/manga/
・スーパーカブ×江口寿史 https://www.honda.co.jp/supercub-anniv/SuperCub_X_HisashiEguchi/
・他サイトになりますが、「ホンダ・スーパーカブ全世界総生産、1億台突破記念作品!」のマンガもあります。
https://comic.webnewtype.com/contents/cub/
自動車業界の中では、コーポレートサイト内で最もマンガコンテンツを採用しているのがHondaです。
リクルート向け、Honda車を使ったキャンプの提案、Honda LINEアカウントでのSNS発信など若い人向けの内容となっていて、若者のクルマ離れに対しての積極的なアプローチを感じます。マーケティングで車を売りたいというよりは、ファンを作ってHondaブランドを愛してもらいたい気持ちを感じる、とても好感が持てるコンテンツです。
■GMO
・マンガでわかるGMOインターネットグループ https://www.gmo.jp/company-profile/manga/
なんと監修は「島耕作」シリーズを手がけた弘兼憲史先生です。さすがにこの規模の会社ともなると名も知れない漫画家に描かせるわけにいきませんからね。BtoBの内容で商社の若い営業さんが新商品のプロモーション企画に困って、GMOの知り合いを尋ねるというストーリーで展開します。カタカナの専門用語のオンパレードなので、普通のマンガとはちょっと読みやすさは違うかもしれませんが、GMOの全体概要を知るには一番早い方法ではないでしょうか。
■面白法人カヤック
・カヤックのルーツは漫画にあり https://www.kayac.com/vision/manga
そもそもの会社の出発点が『サンクチュアリ』という漫画のストーリーの再現だった、というカヤック。
漫画はバイブルで、自分の生き方の指針とか、自分の理想とするヒーロー像とか、自分の志を思い出させてくれる、という他の会社にはない、漫画への熱い思いが伝わってきます。もちろんサイト内でも漫画を多用していて、カヤックの提供するサービスにも漫画のコンテンツが多くあります。なんと、自分が大好きな漫画家に名刺の似顔絵を描いてもらえる、という社内制度があるそうです。すごいですね。
■ニットー
・マンガで分かる!ニットーはこんな会社です。http://nitto-i.com/manga/
量産用の金型や試作品などの設計開発のニットーさんのコーポレートサイトです。ちょっとゆるい感じのタッチで、親しみやすく会社の紹介をしています。業務内容を詳しく伝えることができて、出てくる社員にもちょっと親しみがわくので、問い合わせのハードルをだいぶ下げてくれているのではないでしょうか?会社紹介のマンガの中ではとても良い例だと思います。
■サービス紹介の漫画コンテンツ
企業紹介などを漫画にしているのは、まだまだ少数派ですが、サービスの紹介では漫画コンテンツは多く見かけられます。いくつかピックアップしてみました。
・プラスチック加工.lab http://www.plastic-kakou.net/kanagataresu.html
・カゴヤ・ジャパン http://kyoko.kagoya.jp/
・ドスパラ https://www.dospara.co.jp/5info/cts_premium_manga
・NTTデータ スマートソーシング http://www.nttdata-smart.co.jp/comic/index.html
・エムティーアイ https://www.mti.co.jp/?page_id=2742
・F.LIGHT http://f-light.co.jp/service/content/
・中部日化サービス http://www.chubu-nikka.co.jp/comic/
・東京都港区 みなと家族物語 https://www.city.minato.tokyo.jp/kuse/koho/yokoso/kazoku/index.html
いかがでしょうか?
動画よりも簡単に作ることができて、サービスの内容も分かりやすく伝えることができるマンガコンテンツ。最近は海外にもマンガ好きが増えているみたいなので、多言語での海外向けマンガコンテンツなども有用かもしれませんね。その際には、フィンガーアクションや画のタッチ、肌の露出など、テキストコンテンツにはないネイティブチェックが必要なこともお忘れなく。