CJコラム

シトラスジャパンの「コーディネーター」について ~Webライティング編~

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英語Webライティングに関する研究は、当然英語圏のアメリカの方が進んでいます。コーディネーターはそのような研究への造詣を深める努力もしており、今回はWebライティングの話を有名なNielsenの研究結果をもとに、してみたいと思います。
この研究では、上手なライティングはWebサイトのユーザビリティを120%から150%も上げることが出来るとしており、そのWebライティングの3つのポイントがこれです。

  1. Concise簡潔さ
  2. Scannable速読性
  3. Objective客観性


では、細かくみていきましょう。

Concise 簡潔さ

簡潔な文は、簡単でかつ、短くまとめられている文です。以前、「ライティングのボリューム ~よいライティングとは?~」の中で話したように、英文全般において簡潔さは重要ですが、Webライティングではさらなる簡潔さが求められます。
理由はWebの文章が英語ネイティブではない人にも読まれること、画面上で読むことが紙媒体より難しいことや、読むことから次のクリックまでのペースが速く、読み飛ばされ易いことなどです。

では、どうすればよいか?

短い単語を使い、なるべく能動態で短い文章を作り、小さな段落にまとめればいいのですが、単純にWordで文章校正を行いFlesch-Kincaid Grade Levelが8以下になることを心がけるのも一つの目安です。

Scannable 速読性

速読性と言うのはななめ読みのし易さのことで、以下の点に配慮すれば速読性が高まるとされています。

Objective 客観性

ブロガーがお金をもらって記事を書くことについてどう思いますか?賛否両論ありますが、お金をもらって書いたブログは信用できないと感じる人が多いと言う調査結果もあります。実際、新聞も広告収入を得ているのでそれほど違いはないのですが、ブログに限らずWebライティングは誰がどのような目的で書いたものなのかあいまいなことが多いため、疑念を抱かれるのだと思います。そのため、以下の点に気を付け、より客観的な文章にすることが重要となるのです。

 

これらをうまく行うとWebサイトのユーザビリティを簡潔さで58%、速読性で47%、そして客観性で27%アップさせる効果があるとされています。高額なウェブのリニューアルだけがユーザビリティ改善の決め手ではないので、英文をリライトすると言うオプションも考慮してみてはいかがでしょうか?

興味がおありになる方は、ぜひ一度当社までお問い合わせください。
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