ONE TEAMで列島が沸いたラグビーワールドカップ2019も閉幕し、いよいよ来年は東京オリンピックです。
通常の観光に加えて、さらに訪日外国人の方が増える昨今。
民泊なども広く活用されているようですが、ホテルなどの宿泊施設などはどちらもなかなか予約がとれない状況のようです。
宿泊施設の予約について、日本人と訪日外国人の方とは、施設の選び方に違いがあるようです。今回はそんなお話を少し。
日本人のホテルの選び方は?
それでは、日本人の宿泊施設の選び方にはどんな特徴があるのでしょうか?
出典:オンライン旅行サイト大手のExpedia(エクスペディア)調べ
調査によると、日本人がホテルを選ぶ際にまず検討する事は「価格」と「立地」です。
その次に重視する事は、「客室内の設備」だそうです。
例えば、「Wi-Fiなど通信機能の充実」「室内冷蔵庫」「無料アメニティ」などです。
そして大手ホテルチェーンなど、ホテルの規模感も重視しています。
訪日外国人のホテルの選び方は?
次に訪日外国人の場合はどうなのでしょうか?
「価格」「立地」といった検討事項を重視する事は日本人と大きな違いは無く、優先順位の高い項目です。
それ以外では、「言葉の不自由さを感じない事」が重要視されています。これはある意味当然かもしれませんね。
その上で、施設内の設備やサービスの充実が求められているようです。
例えば、「露天風呂付きの大浴場」や付随する「スパやエステの充実」さらに「食事」、「日本文化の体験」などソフト面の充実を重視するようです。また、「ベビーシッターサービス」などの「子連れ家族向けの設備」も大切な項目のようです。
これらは、ホテルや宿泊施設での利用動向や求める傾向の違いのようです。
日本人は宿泊の際に「部屋でのんびり過ごす」傾向が強く、訪日外国人の方は、「宿泊施設内でも様々な体験を充実させたい」と考えるようです。
こうしてみると、「宿泊」と言った事柄ひとつをとっても、大きな違いがありますね。
この様な傾向を踏まえ、各宿泊施設では、訪日外国人向けに「体験型宿泊プラン」など様々な企画を検討しているようです。
例えば日本文化の体験(浴衣、着物着用、伝統的な遊び体験等)や、「部屋からの眺望」など色々と知恵を絞っています。
いかがでしたか?皆さんはどう感じられましたか。
ビジネスなどのお役に立てれば幸いです。それではまたの機会に。