先日の校正依頼その①で、外国人にちゃんと伝わる英語なのかを確認したい「ネイティブ校正」を頼まれることが多いと申しましたが、
よくあるパターンとして、
「ワンフレーズで国内だけで使うパッケージの飾りコピー、変な英語だと困るから」
「クライアントから支給された英文で、お得意先は大丈夫と言っているんだけど。。」
「日本人コピーライターが考えてGoogle翻訳したものですが、こんなイメージで、と言う意味らしいけど使えますか?」
と、まあ、ほとんどがこんな感じで頼まれるのですが。。。
この手の校正依頼を当社ネイティブライターが見れば、90%くらいの確率でその英文はNGの判定となります。
その理由のほとんが、英単語のイメージの捉え方の違いにあります。
たとえば、先日のお客様は「Challenge」という言葉を「何事にも積極的に取り組む」の意味で使いたかったのですが、
英語では、「解決すべき課題や困難な道のりへの取り組み」の意味を指します。
また「おもしろいこと」の意味で使いたかった「Unique」も、英語では「固有の、唯一の」という意味となり、外国人には日本人の意図する意味では通りにくくなります。
要するに英語圏ネイティブと日本人では使用する言葉の意図するものと意味するところが違うことが多いのです。
こんな時、私ならまず、英語としての良し悪しを○×だけでスピード判定します。さらに言うと、ここまではタダ、無料サービスにしています。お客様の多くが代理店やリピーター様といった常連様だからです。
無料なのですからここで「はい、そうですか」と、おとなしく引き下がっていただければ良いのですが、ほとんどの場合、NGだと言われた日には黙ってはいられません。えっダメ?なんで?どうして?理由は?どこがどう悪いの?そして、じゃあどうすれば?と、だんだんと鼻息も荒くなってきます。
さて、ここからは課金、有料となりますがいいですか?と断ったうえで、対応策を協議してゆくわけですが、これもいろんなパターンがあって。。。
詳しくは次回校正依頼その③でご紹介いたします。