CJコラム

ジョン レノンとMIT(Massachusetts Institute of Technology)の共通点とは?

答えはJulia (ジュリア) です
ジョン レノンのファンなら知っていることだが、ジュリアは彼の愛する母親の名前です。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lennons_by_Jack_Mitchell.jpg

そして偶然ながら、MITが開発した最近話題のコンピューター言語の名前でもあります。
juliaは、Cのスピード、Rubyのダイナミズム、Rの統計的容易性、Pythonのユーザビリティなど、いくつかの言語の優れた機能を組み合わせて設計されました。現在では170万のユーザーに喜ばれ、概ね成功していると言えるでしょう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Julia_prog_language.svg

 

そんなうまい話があるはずがない?

いや、いくつかの大手企業や政府機関はそう思っていないのです。
アメリカの連邦準備制度では、ジュリアを使ってアメリカの経済モデルを10倍の速さにしました。世界最大のアセットマネジャー、ブラックロック社は投資分析のためにジュリアを使っています。NERSCはジュリアを使って1000倍の速度で天文学のデータイメージの分析を行っています。
ジュリアは明らかに速度が速く効率的で、ほんの数年前の2012年に現れたことを除いては信頼性もある。自信にあふれるジュリアの開発者たちは、ジュリアそのものを用いてジュリアを作るという芸当までしている!さらに、ジュリアは無料で使えるオープンソースで、ほぼすべてのプログラマーが簡単に習得して使用できるのだ。

 

ジュリアはウェブ開発者向けでもある。

ジュリアの持つ力と可能性を試してみたくて仕方ないウェブ開発者のためには、複数の技術に精通したGenieというジュリアの下部構造がある。


多くの流行のコンピューター言語は現れてはなくなるものだ。しかしジュリアは、MITの強力な後押し、大企業や政府機関でのユーザー増加、ジョン レノンのファンに崇められた名前のおかげでしばらくとどまりそうな気配だ。

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