CJ Column

コラム

スマートフォンで旅する台北 その1

 

img_08_001
『台北101』 500mの超高層ビルの周囲には展示会場や商業ビルが立ち並ぶ

7月の終わりに、気軽な旅行をしようと、航空券とホテルだけを予約して台北を訪れた。事前に計画を立てないまま、その日起きたらどこに行くかを決めるのもいいかと思いつつ。当日は桃園国際空から台北に入り、ひとまずホテルへ直行した。そしてどこへ行こうか調べようと買ったばかりのMac Book Airを開けて、LAN設定をはじめる。しかし繋がらない・・・。

四苦八苦の末、フロントに訪ねると、どうやら宿泊したホテルは無線LANがないらしい。有線LANなら可能なのだが、このマシンは無線でしか繋げない仕様になっている。現地でこのMacを使用して、あれやこれやと調べて出向く魂胆だったのだが想定外。

 

img_08_002
『iPhoneでみるGoogle Map』 左上のキャリア表示が漢字表記になっているのがおもしろい。中華電信(Chunghwa Telecom)が海外パケット定額のキャリア。日本ではキャリアを自動選択していますが、提携していないところにつながるので自動の場合は注意が必要だ。※詳細はSoftbankで確認してください。

台北の地理には詳しくない。土地勘もない。そんな私の強い味方になってくれたのがスマートフォンだ。台北旅行記を交えつつ、活用例をご紹介したいと思います。

まずは何をおいても検索からはじまる。面白そうなスポット・食べ物をGoogleで検索する。特にブログ検索がお勧めだ。海外旅行に関する記事は、細かく書かれていることが多く、情報が豊富である。私にも、一般的な有名店ではなく地元の人が集まるローカルなレストランに行ってみたいというこだわりがある。「小龍包 地元で有名 人気」という具合にキーワードを入れていくと、いくつか候補が上がってくる。

そして、お目当ての店が見つかったら、Google Mapで現在地と目的地を確認し、移動を開始する。台北市内の移動はタクシーが便利だ。台北は、市中なら200元あれば大概の場所に移動できるのでお勧めである。もちろんこんなTipsも誰かのブログにさらっと書いてあったりする。iPhone片手にテレビCMのノリ。「なんでもできる。iPhoneならね」なんて具合だ。

◇参考
タクシー料金初乗り70元、深夜+20元(23:00~6:00)※メータは通常料金なので、深夜の20元はそれにプラスさせて払う必要がある。)

このスマートフォン、タクシーに乗ってからも力になる。国内でもそうだが、タクシーに乗る場合、道が正しいのか、遠回りしていないか不安になるものだ。海外においては特に不安が大きくなる。スマートフォンは大概GPSを搭載しているのでルートを確認することができて安心だ。それからもう一ついいことがある。みなさんは車窓から見える珍しい建物が気になったりすることはないだろうか。スマートフォンならそれがMap上ですぐに確認できちょっとした観光ガイドにもなる。またその時に調べなくとも、スナップショットを撮れば、GPS情報が写真に埋め込んであるので、後からでもおおよそ旅の軌跡が分かって良い。

img_08_003
『台北駅(Taipei main station)』 東京駅のような位置付け。
img_08_004
『MRT』 時間通りで、サイン計画もしっかりしていて迷うことはない。ホームドアも設置されている。
img_08_005
『コイン型ICトークン』 これをピッとタッチさせる。不思議な感覚だ。手に持ってどうタッチするのが自然なのだろうか。つまんで端っこをピットさせるのか・・・?タッチさせるもののカタチをしていないと考えるのは私だけか・・・。

タクシーのほか、何度か電車で移動することもあった。スマートフォンは、乗り慣れていない現地の電車でも活躍する。
台北には先進的なMRTとして地下鉄が整備されている。時間通り運行され、東京都内の地下鉄とまったく同じ感覚で乗れる。電車に乗るにはsuicaのような非接触ICカードを購入するのも同じだ。日本と異なっていておもしろいと思ったのが、ワンタイムの場合は、同じく非接触だがコイン型をしているICトークンを購入するのである。入るときはコインをピッとかざして改札に入り、出るときは改札口のコイン回収口に投入します。suicaや切符になれた私としては、新しい感覚だった。

話を戻して、いざ電車に乗り込むとあることに気づく。携帯だ。都内の地下では、ホームから離れるときに焦ってメールを送ったり、走行中にネットが突然寸断したといった経験を誰しもしているだろう。しかし台北では、ホームはもちろん、走行中のトンネル内でも問題なく使用できる。要するに携帯がずっと通じるのである。実にストレスフリーだ。
その一方で車内での通話はわりとオープンでずっと話している人も目につく。おそらく台北では、車内通話はマナー違反にあたらないのであろう。さわされど、電車に乗っている間も、スマートフォンから情報を得ながらあれやこれやと計画を練ることが出来て便利さを感じた。 報についても、ブログ検索でTipsを得ることが出来た。

この記事は、スマートフォンで旅する台北 その2へ続きます。

 

コラム一覧に戻る

お問合せ

以下のフォームにご入力の上、送信ボタンをクリックしてください。

企業名 企業名を入力してください
お名前 [必須] お名前を入力してください
メールアドレス [必須] メールアドレスを入力してください
電話番号 電話番号を入力してください
お問い合せ内容 [必須] お問い合わせ内容を入力してください

個人情報保護方針

個人情報の取り扱いについて

個人情報の取り扱いについて同意してください

ログインをすると、
会員限定記事を全文お読みいただけます。

パスワードを忘れた方へ

  • ログインIDを入力してください。
  • ログインIDを正しく入力してください。
  • パスワードを入力してください。
  • パスワードを正しく入力してください。
  • ログインID、パスワードが間違っています。


ログイン実行中

ログイン完了!ページを再読込します。