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コラム

スマートフォンで旅する台北 その2

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『台北駅THSRのチケット』 台北から桃園までは約20分。160元(512円(NTD=3.2円))。
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『台湾新幹線THSR(高鉄)』 カラーリングはローカライズされている。
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『社内の様子』 荷物棚のバーに広告シールが張られているが違うくらいで日本同じだ。
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『電車(台鉄)』 外装もそうだが内装がクラッシク。座席は対面型。
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『キュウフンの一角』 海沿いの山道に小さな店や工房がひしめいている。マジックアワーは提灯の明かりと、海沿いの傾斜からの眺望は格別な雰囲気となる。
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『濟南鮮湯包』 透き通るくらい薄い皮に、後味さっぱりでコクのあるスープがぎっしり入っている。

スマートフォンで旅する台北 その1の続きから~

そして、台湾新幹線THSR(高鉄)にも乗車した。これはご存じの方も多いと思うが、日本の新幹線の車両を輸出した初の事例とのこと。一度乗ってみたいと思っていたので、市中から桃園駅(空港最寄駅)に行く際に利用した。車内の内装は日本の新幹線そのもの。まさに時間的にも距離的にも日本の東京-横浜間を移動した感覚。一瞬で海外旅行ムードがなくなってしまうのはご愛嬌だ。

とにもかくにも、ここでも検索。空港へのアクセス、金額、時刻など一通り検索を行っていた。そして桃園駅と桃園空港は直結しておらず、バスに乗る必要あり、そのバス停がどこにあるかという情報についても、ブログ検索でTipsを得ることが出来た。

ここで私からも一つTipsを。チャイナエアラインを利用した際には、この桃園駅でチェックインができる。私の場合は搭乗まで1時間を切っていたので若干焦り気味だったのだが、空港で並ばず難なく搭乗出来るので便利だった。弾丸トラベラーには、時短になって良いかもしれない。蛇足だが、このゆとりのおかげで会社へのお土産を買うことが出来たことをそっとお伝えしておきます・・・。

 さて、旅の終盤では、ローカル電車でキュウフンという海沿いの街へ向かった。

まさに「ローカル電車の旅」そのもの。私の不安を横に、車内の雰囲気は実に賑やか。乗っている人も様々な層がいるのに気づく。学生もいれば金ぴかの服とゴールドジュエリーを身に着けたマダムもいる。その隣には、野菜の行商のおじさん。それに我々と同じ旅行客。民族的にも4、5くらいあるようで様々。
そして、大人も子供も自由奔放。大声で電話をしていたり、弁当を食べていたり、うろうろ立ち歩きあっち行ったりこっち行ったりと。
その一方で、ますます不安になっていく私。はたして正しい電車に乗っているのか。観光地に向かう電車の雰囲気としておかしいなどといろいろ自問をし始める。途中駅で大半が降りてしまい緊張が走る。そんな時こそスマートフォン。路線とGPSの示す場所は確かにキュウフンに向かっている。これで安心。

つい2年ほど前なら、地図やガイドブックを片手にあっちこっち探しながら、時には人に尋ねながら回っていたはずだ。しかし今はスマートフォン一つ。インターネットの発達、無線環境の整備、デバイス性能の向上、海外パケットの定額化などが整い、今回の旅ができた。きっと日本からもっと遠い欧州や北米などで同じスタイルの旅をしても、スマートフォンは旅行者に便利さと安心感を与えてくれるだろう。様々なイノベーションを繰り返していけば、より充実した旅ができるようになっていくだろう。

私の旅でのスマートフォン利用はほんの一端である。スマートフォンが提供してくれる体験は、便利・安心を超えたもっと大きいものであろう。「そう、世界がもっと身近になるんです。スマートフォンならね。」きっとそういう力を秘めたものなのだと繰り返し思うのである。

 さて、最後まで読んでいただいたお礼も兼ねて、もう一つだけ旅のフィードバックをしたい。以下の小龍包が実にうまかったこともお伝えしておこう。もちろんスマートフォンで検索して見つけたものである。さらにアプリからクーポンを取得して、小皿をつけてもらいました。台北に行った際は、ぜひ訪れてみてください。

濟南鮮湯包

◇参考
歩く台北「現地編集部」

現地で何度となく利用したサイト。特に食べ物のレポートが素晴らしい。

 

 

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