ファーストビューでユーザーの関心を引くことができたら、次は本文で購買意欲へ変えていくことを目指しますが、それにはコンテンツの配置順位がとても重要となります。後編となる本記事では、ランディングページの定番の構成についてお話したいと思います。
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【前編、まだお読みでない方はこちらからどうぞ!】
ランディングページって何?~Webサイトとランディングページの違いとは 前編~
・ランディングページとは
・普通のWebサイト制作と何が違う?
・関心を持って読み進めてもらうことが必須
・ユーザーがファーストビューで判断することって何?
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一般的なランディングページの構成
ランディングページの構成要素として、以下の5項目を網羅すると有効と言われています。みなさんが目にするランディングページでも、思い起こすとこういったものが多いのではないでしょうか?
1、導入部分で、きっかけをつくります
人は、商品・サービスを購入する際に、商品自体よりも「この商品を使うと何が良いことがあるの?」(利益・恩恵・ベネフィットなどと呼びます)という点を調べようとします。導入部分で、この商品・サービスに共感してもらい、もっと知りたい!と思ってもらいましょう。
例えば)
こんな悩み、ありませんか?
1.季節の変わり目はカサカサ肌荒れに
2.体調の変化でニキビや乾燥肌に
↓
当てはまる方は、この先をお読みください
2、商品・サービスの説明をします
ユーザーが導入部分で商品に興味を持ったところで、詳細な説明を記載します。
商品・サービスの何が素晴らしいのか、他の商品・サービスと何が違うかなどを具体的に伝えることが有効です。写真等も使い、イメージしやすくすることが重要です。
3、事例・第三者の声を紹介します
商品・サービスのことを把握し、興味も持ったユーザーですが、「本当なのかな。信用できるのかな」等と、いざアクション(購入)を起こす前になると立ち止まって考えようとします。そんなユーザーに、その心配が杞憂であることを、事実に基づき説明します。商品・サービスを利用した事例や体験をを紹介し、第三者からの客観的な意見を取り入れて信頼できる商品・サービスであることを伝えます。商品の実証データやマスコミ紹介も有効です。
4、よくあるご質問で不安を払しょく
事前に予測されるような質問を掲載することで、ユーザーの疑問を解決することに繋がります。ユーザーの不安、安心感を与えるための非常に大切な要素の一つなのです。商品説明に煩雑に記載するよりも、質問形式で掲載することでユーザーに伝わりやすくなるという利点もあります。これでユーザの疑問点もなくなり、安心してお申し込みできるでしょう。
5、アクション導線 (申込み)
そしてユーザが商品やサービスに申し込むためのアクションボタンを目立つように配置します。最後だけではなく、各ブロックごとに設置するのも有効です。アクションボタンの周りにユーザの気持ちを高める要素を入れ込み、気持ちよくアクションへ誘導しましょう。
まとめ
いかがでしたか。
後編では、ランディングページに有効とされる構成について説明させていただきました。
ですが、はじめから簡単にコンバージョン率の高いページを作れるものではありません。テストと改善を繰り返し、より効果的なページを作っていくことが不可欠です。また、本コラムではデザインについては触れませんでしたが、もちろんコンバージョン率を高めるデザインというものも存在します。その辺りについては、是非直接ご相談いただければと思います。