CJ Column

コラム

東京オリンピックの「通訳ボランティア」とは何ぞや?


2020年の東京オリンピックまで後2年となりました。
プレイベントや猛暑の影響によるサマータイム導入の検討など、いよいよ雰囲気が高まってきましたね。
3月には大会ボランティアの募集要項が発表され、様々な立場での大会参加への道が開かれています。

そんなボランティア活動の一つに「通訳ボランティア」があります。

大会会場だけではなく空港や交通機関での案内などで相当数の通訳ボランティアを募集しています。通訳ボランティアになるには、どの様な資格やキャリアが必要なのか、募集要項を見てみたところ特に明確な保有資格の基準は設けられていませんでした。その上でボランティアの条件として、1日8時間・10日間の業務を無償で行うこととあります。率直に「え~。本当にこんな大変な役割をボランティアとはいえ長時間労働で無償なんだ。大丈夫かな?」と思ってしまいました。

一般的な会場整理などのボランティアならば、どんな方でも参加可能かもしれませんが、いわゆる通訳者とは、観光案内通訳でも国際会議の通訳でも、報酬を受けるプロの通訳者が行います。また、そのための国家資格もあります。当然そこには、高度な語学力とコミュニケーション力が求められます。
実際には、要人の通訳や、大会運営の重要な場面では、有給の通訳・通訳案内士が採用されるようですが、
要項を読む限りでは、語学が得意ならば誰でもなれる様に感じてしまいます。
また、「外国語で会話できれば通訳なんて誰でもできるんだな。」と、一般の方が誤解をもってしまうことも心配です。

 

有償通訳や私たちのビジネスフィールドの翻訳といったものは、高い語学能力だけではなく「専門知識」・「表現による繊細なニュアンスの理解」・「文化的背景の理解」などが求められます。語学力だけではない様々な複合的なスキルが必要です。そのスキルを活用して対価として報酬を受けています。

世界的なイベントにボランティアとして活躍する事を望んでいる方が大勢いらっしゃるからこそ、プロフェショナルの意義を改めて感じます。
決して外国語で会話が出来るだけではない事を皆さんはご理解ください。

O.M  プロデューサー

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