2020年東京オリンピックが近づいている今、1964年の東京オリンピックを振り返ってみるのも新鮮ではないでしょうか。
当時の出来事をいくつか紹介します。
1964年東京オリンピックの興味深い真実
・1959年、東京のオリンピック招致が決定したとき、安倍晋三総理の祖父が総理大臣を務めていた。
・オリンピックの聖火ランナーを務めた人は、原爆が投下されたその日に広島で誕生した。
・オリンピックの試合は、世界中に衛星放送された。
・バレーボールと柔道が、初めて正式種目となった。
・東京―大阪間の新幹線は、開会式の数日前に開通した。
開会式
1964年のオリンピック大会は、鳩が放たれて、自衛隊のジェット機がオリンピックスタジアムの上空でオリンピックの5つの輪を描いて始まりました。2020年のオリンピックはどんな幕開けになるのでしょうね!
メダルと記録
この大会ではすべての水泳種目、また、36のうち27の陸上種目でオリンピック新記録が出ました。日本選手団は大変健闘し、16個の金メダル、5個の銀メダルと8個の銅メダルを獲得しました。これはアメリカ合衆国、ソ連に続けて3位という成績をもたらしました。
東京の魔女
1964年のオリンピック最後の夜の試合での、日本女子バレーボールチームの金メダル獲得は、日本のスポーツ史の中で最も有名な出来事のひとつです。コートでの魔法のようなプレーから「東洋の魔女」として知られた選手たちは、旧日本軍の部隊指揮官による情け容赦ない指導のもと、毎日仕事の後4時半から真夜中まで練習を重ねていました。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sata_Isobe_1964.jpg
政府の支出
日本政府は、1964年オリンピック大会の準備のために、ざっと一年分の国家予算をつぎ込みました。ちなみに、オリンピックのために建設された東京モノレールは、東京駅または新橋駅までつながる予定でしたが、予算が足りず断念したということです。
来年の東京オリンピックはどんなドラマが展開されるのでしょうか。待ち遠しく楽しみですね!