CJコラム

これだけは押さえたい!海外向けWebサイト制作のポイント 8選(後半)

前回に引き続き、海外向けのWebサイトの制作ポイント8選の後半をお送りします。
それでは、早速見ていきましょう

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目次(後半)

5.コントラストの高いデザインが好まれる
6.会社案内では社長や経営陣の挨拶だけでなく、社員の紹介も
7.リンクファイルの落とし穴
8.翻訳のクオリティが会社の信頼度を左右する
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5.コントラストの高いデザインが好まれる

海外ユーザー、特に欧米圏のかたは、コントラストが高く境界がはっきりした配色を好む傾向があるようです。(アジアの人に比べて瞳の色素数が異なり、淡い色の認識が苦手な方が多いため、という説があります)。ここ最近、海外Webデザインのトレンドとしてよく取り上げられている「デュオトーン」は、コントラストの高い2色を組み合わせた配色、ミニマムな色数、スペースに余裕のあるレイアウトと、まさに海外ユーザーの感性にマッチしたデザイン手法といえるでしょう。海外向けWebサイトのデザイン案として、候補に加えてみてはいかがでしょうか。

デュオトーンの手法を活用したサイト例
(67LIVINGSTON https://67livingstonst.com/

 

6.会社案内では社長や経営陣の挨拶だけでなく、社員の紹介も

相手の顔が見えないネットでのやり取りは、とかく不安がつきものですよね。当然ながら、海外ユーザーのかたは現地まで足を運んで会社や店舗を確認することは難しいですし、そのサイトを通じて問い合わせをしても問題ないかどうかは、コンテンツの中の情報を見て判断するしかありません。そこで、会社案内ページには社長や経営陣の挨拶だけでなく、社員紹介のページも用意しておくのはいかがでしょうか。
実際にオフィスの中で働いているスタッフの名前や経歴、顔写真(集合写真でもOK)、どのような仕事を担当しているかなど、リアルな会社の「顔」を見せることによって、海外ユーザーのかたに親近感を感じてもらい、コンタクトしやすい雰囲気を作るのがねらいです。

 

7.リンク先ファイルの落とし穴

コンテンツの資料ページなどでよく見かける、テキストリンク先の参照PDFファイル。
くわしい情報を得るべく(時間をかけて)重いファイルをダウンロードしたのに、いざファイルを開けてみたら外国語になっていて使えない、、、ちょっとがっかりですよね。コンテンツが母国語で書かれていれば、リンク先の資料ファイルも翻訳されていると受け取られがちなもの。ささいなことかもしれませんが、海外ユーザーのかたには「不親切なサイト」と判断されてしまうかもしれません。
リンク先ファイルも含めてすべてを現地語化しておくのがベストなのですが、それが難しい場合は「リンク先の資料は○○語版です」と、ひとこと注記を添えておくのがベターでしょう。

 

8.翻訳のクオリティが会社の信頼度を左右する

たとえば、外国映画のなかで、日本文化の演出が微妙にズレていたり、日本人の役なのに話す言葉がカタコトの日本語だったりすると(たとえ全体のストーリーは素晴らしくても)その作品自体になんとなく違和感を覚えたりしませんか?海外向けWebサイトもじつは同じかもしれません。会社の「顔」であるはずのWebサイトの中に、文法上の明らかなミスや、意味のわからないコピーの表現が見受けられてしまうと、海外ユーザーのかたは本当にこのサイトを通じてコミュニケーションしていいの?と逡巡してしまいますし、さらには会社全体のレベルまで低くく評価されてしまう可能性があります。

翻訳コピーは、ネイティブ視点で正確かつシンプルなものを用意するのが基本です。
現状の翻訳のクオリティや、翻訳の発注にお悩み&お困りの際は、ぜひ当社にご相談ください

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