Webサイト制作(多言語) / Webサイト制作(日本語) > 見積
Webサイト制作の相場観がわからないのですが。
Webサイト制作は、多くの場合、完成する物の定義が完璧に出来るわけではないため、相場というのはまちまちです。
「複数社に見積をとったら、価格差が5倍あった」と聞いても、不思議ではありません。
また、各社から提示される見積書の項目や、サービスレベル、備考、その書式も様々なものが挙ってくるでしょう。
ここで重要なのが、見積書の総額では無く、見積額自体の例外(=見積もられていない事象や物。つまり、追加費用が発生する可能性。)を、可能な限り明らかにして、どこまで費用を想定しておくべきかを把握することです。
「会社規模」「使うツール」「出来ることの広さ」「専門性」といったWeb制作会社側の背景と、「構築技術やツールのレアリティ」「納期を達成するための人員数」などの、依頼される側の与件の噛み合いにより、同じサイトを作るとしても、様々なお見積もり額が出てくることと思われます。
ですので、見積額の高い安いを検討することに加えて、費用面に関しては以下の様なことを確認しておくべきと考えます。
- 見積額以外に、発生しうる費用があるのか。(イラストや画像素材もインクルードなのかなど。)
- どのようなことが発生したら、追加費用となるのか。
- 見積書の価格根拠は何に基づいているのか。
- 制作物の権利関係はどうなるのか。
- 公開後、継続的に発生する費用(発注先に支払う以外も含めて)があるのか。
- 公開後のサポート、質疑応答などは(無料、有料それぞれで)対応可能か。
「安いので発注したら、事前に伝えた要望は実装してくれたが、実際にデザイン見てから出たものには、対応してくれなかった。」とか、「後から突然『それはお金がかかる』といって、進行が暗礁に乗り上げてしまった。」というような形で決裂し、当社に引き継ぎ制作の相談をいただくといったケースもちらほら見受けられます。
形が無く定義が難しいものとはいえ、できるだけ事前に費用イメージを掴むことをお勧めいたします。
手前味噌ながら、上記を書いているだけのことは、しっかりご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。