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コラム

外国人デザイナーから見た日本(1)〜日本と香港〜 デザイナー環境の違い

香港出身、WebデザイナーのS.Rです。今年から東京生活を始めて、徐々に慣れて来ました。
来日前、私は、香港のデザイン会社で三年間働いていました。小さい頃から日本に興味津々で、ついに2年前に環境を変えるため、ワーキングホリデーで日本に来ました。日本の美学はアジアをはじめ、世界中にも有名です。香港にいる時から、日本のデザインは、私に多くの影響を与えていました。日本でデザインをすることは一つの夢でした。そして本当に日本の会社のデザイナーになることができたのですが、いくつかの違いがある事に気づきました。

 

まず、私の経歴を簡単にご説明すると・・・
大学でデジタルメディア専攻。卒業した後、小さなグラフィックデザイン会社に就職、会社の組織再編を経て、二年間は主にグラフィックデザインをしていました。そして、Webデザイン会社に転職し、Webデザインの扉を開きました。一年後、環境を変えるため、来日しました。今年から再びWebデザイナーになりました。
そこで気がついた日本と香港の違いをいくつか紹介します。

 

用語の違い

用語の違いは最も大きい違いですね。例えばDTP、Q数など、香港にはその言葉がないので、当初はわかりませんでした。その中「Webディレクター」は一番驚いたことです。日本の「Webディレクター」はプロジェクトのスケジュール進行管理、コンテンツチェック、クライアントとの連絡などをするの人です。しかし、香港には「Webディレクター」がいません。代わりに、スケジュール進行管理、クライアントと連絡するのは「プロジェクトマネージャー」で、プロジェクトの品質を監修し、方向を決めるのはデザイナーの上司である、「アートディレクター」や「クリエイティブディレクター」です。一般的に、ディレクターというは「アートディレクター」や「クリエイティブディレクター」のことです。

ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームの制定、日本では一般的にWebディレクターの職務です。しかし、先ほど書いた通り、香港では「Webディレクター」がいないため、デザイナーはワイヤーフレームを書くのを含めて、ゼロからサイトをデザインします。そのため、最初は少し慣れませんでした。

ランディングページ

新しいサービス、イベントやプロダクトなどリリースする時、日本ではランディングページを作る事が多いと思います。一方、香港ではサイト内一つのニュースとしてリリースするだけです。私は日本のランディングページを作る傾向が好きです。

デザインに役に立つ情報

これはとてもありがたいことで、日本のデザインには役に立つ情報サイトが多いです。香港では人口少ないせいか、デザインの専門情報サイトはほどんどありません。そのため、香港でデザイナーとして働いていたときにも、日本のWebデザイン参考サイトを見ていました。日本に来て、さらに調べたら、日本のデザイン情報サイトは驚くほど存在します!こんなサイトを見て、知らない技がわかるようになりました。とてもありがたいです。

 

日本のデザイナー生活はまだまだ続きますので、環境の違いや新しい発見はまだまだ出てくるでしょう。
これからもよろしくお願いします。

S.R  香港人Webデザイナー

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