SNSに最適な配信時間とは?
SNSで情報発信をしている企業の担当の方は、配信時間に試行錯誤されているのではないでしょうか?
効果のある配信時間についていろいろと言われていますが、SNS配信時間の一例として、LINEの公式アカウントの情報発信の時間を、金曜日、土曜日、日曜日、月曜日で調べてみました。
<金曜日>
8:00 TOHOシネマズ
8:02 朝日新聞デジタル [NEWS]
8:04 日刊スポーツ [NEWS]
8:14 トイザらス
8:30 ユニクロ
10:00 バイトル
11:02 LINEスタンプ
12:00 ツルハドラッグ
12:09 ぐるなびNEWS [NEWS]
12:15 時事通信ニュース [NEWS]
13:00 ローソン
17:01 朝日新聞デジタル [NEWS]
17:05 神奈川新聞 [NEWS]
18:02 MTV NEWS [NEWS]
18:03 日刊スポーツ [NEWS]
18:28 J-WAVE NEWS [NEWS]
18:33 東スポWeb [NEWS]
19:09 LINEモバイル
19:32 トラベルジェーピー
20:30 時事通信ニュース [NEWS]
20:33 All About
21:17 ハフポスト日本版 [NEWS]
<土曜日>
2:04 LINEトリビア
8:02 朝日新聞デジタル [NEWS]
8:04 日刊スポーツ [NEWS]
9:00 ライトオン
9:00 ツルハドラッグ
9:10 しまむら
10:00 大東建託
10:03 LINEショッピング
11:00 ディノス
11:00 日刊スポーツ [NEWS]
11:30 セシール
12:00 楽天市場
12:03 LINEショッピング
12:09 ぐるなびNEWS [NEWS]
17:01 朝日新聞デジタル [NEWS]
17:05 神奈川新聞 [NEWS]
17:05 ヤフージャパン
18:03 日刊スポーツ [NEWS]
18:06 LINEショッピング
19:32 トラベルジェーピー
20:03 LINEショッピング
20:05 アンドハビット
20:30 時事通信ニュース [NEWS]
20:33 ALL About
21:45 バズフィード
<日曜日>
8:00 三菱地所レジデンス
8:02 朝日新聞デジタル [NEWS]
8:04 日刊スポーツ [NEWS]
9:02 オルビス
11:00 レオパレス21
12:04 LINEショッピング
12:09 ぐるなびNEWS [NEWS]
14:12 神奈川新聞 [NEWS] ※速報
17:01 朝日新聞デジタル [NEWS]
17:05 神奈川新聞 [NEWS]
18:00 ライザップ
18:03 日刊スポーツ [NEWS]
19:32 トラベルジェーピー
20:00 ドモホルンリンクル
20:00 ハーバー
20:03 LINEショッピング
20:30 時事通信ニュース [NEWS]
20:33 All About
<月曜日>
8:02 朝日新聞デジタル [NEWS]
8:04 日刊スポーツ [NEWS]
10:00 バイトル
10:03 LINEショッピング
11:00 LINEスタンプ
12:09 ぐるなびNEWS [NEWS]
12:15 時事通信ニュース [NEWS]
13:00 西松屋
14:00 AJINOMOTO
17:01 朝日新聞デジタル [NEWS]
17:14 神奈川新聞 [NEWS] ※号外
17:15 Honda
18:00 ポケモン
18:02 MTV NEWS [NEWS]
18:03 日刊スポーツ [NEWS]
18:28 J-WAVE NEWS [NEWS]
18:33 東スポWeb [NEWS]
19:32 トラベルジェーピー
19:55 日刊スポーツ [NEWS] ※号外
20:30 時事通信ニュース [NEWS]
20:30 LINEモバイル
20:33 All About
20:36 朝日新聞デジタル [NEWS] ※号外
21:17 ハフポスト日本版 [NEWS]
実際に時間を調べてみると、いくつか面白い傾向がみられます。
1.朝日新聞デジタルと日刊スポーツは朝と夕方の2回配信。
それぞれ朝は8時台ですが、夕方は朝日新聞は17時台、日刊スポーツは18時台で、真面目な記事は就業時間内にチェック、スポーツ系の記事は就業終わりくらいでチェックというタイミングを狙っていると思われます。
2.少し時間をずらして配信。
「SNS投稿時間は○○時が良い」と聞くと、00分ぴったりで予約投稿しがちですが、LINEなどは待受画面などに表示されるケースが多いこともあり、数が集中して埋もれてしまうのを避けるために、数分ずらして配信しているようです。
3.ユーザーのライフスタイルに合わせた配信時間
社会人をターゲットにしている朝日新聞は、朝の配信が「8時台」ですが、学生をターゲットにしているバイトルなどは「10時台」の配信で、学生の活動時間帯を考慮しています。またTOHOシネマズが「金曜日の朝8時」に配信しているのは、週末のイベントを考えている始業前の時間帯を狙っての配信と思われます。
夕方のニュース配信についても、固めの記事は早い時間、柔らかい記事ほど夜遅くなっていきます。
13時にローソンからの配信があり、ランチにしては遅いなと思ったらローソンカフェの広告でした。食後のコーヒー需要を狙っていたんですね。
4.13時から17時が配信の空白時間
今回集めたサンプルがたまたまそうなのかもしれませんが、13時から17時は配信の空白時間になっています。
午前中と、夕方から夜にかけて配信が集中しています。午後は仕事が忙しくて配信しても効果が無いということでしょうか。
月曜日の「14時台」にひとつだけAJINOMOTOの配信がありましたが、主婦に向けて晩ごはんのアイデアになる情報を配信していました。スイーツなどを扱っている公式アカウントなどは、午後の主婦を狙って、美味しそうな写真など配信しているかもしれませんね。
5.まとめ
SNS情報発信の効果のある時間帯は、一概に言えるものではないかもしれません。
情報を受け取るユーザーのライフスタイルを想像して、どのような時間に何を欲しているのかを模索しながら試していくと、エンゲージメント率が上がるのではないでしょうか。