Webサイトにマッチする英文コピー作成のポイントを伝授します!
多言語Webサイトを作成する際、「画像」と「英文コピー」、
どちらから決めたほうが良いかお分かりでしょうか?
今回は、そんな多言語Webサイトを作成する際のポイントをお伝えします。
1.画像を先に決める
多言語制作の現場では「画像が先かコピーが先か」がよく問題となります。
日本語だけならコピーを先に作っても、デザイナーはそのコピーを読めるし、意味も理解できるので、それに合わせて画像を作ることが可能です。しかし、英語のコピーをネイティブライターが先に作った場合、たとえデザイナーや顧客が英語を話せても、そのコピーをネイティブと同じレベルで理解できない可能性があり、そうなるとコピーとデザインがマッチしなくなります。
例えば「Radiating with joy」と言う喜び輝いていることを表現するコピーがあったとして、普通に笑顔の写真ならどれとでもマッチするけど、もし写真の中に炎の要素があれば別の意味を持たせることになるし、荒涼とした背景など、少しでも原発の事故をイメージさせるものがあれば、大きく間違った方向に意味を変えてしまうことになります。
多言語制作の場合は、画像をしっかり詰めてから、コピーに移ることが重要になります。
2.画像に合わせて英文コピーを作成する
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文字だらけのスライドを使った 1時間、ずっとしゃべりっぱなしの講義やを聞いたことがありますか?正直、眠くなっちゃいますよね。。画像に合わせてコピーを作ると言うのはプレゼンによく似ていて、画像を見て分かることを逐一書くと、見ている人は眠くなります。
目で見て分かるようなイラストが入っているなら、ボディテキスト(本文)ではその部分を簡略化し、画像だけでは分からない部分を丁寧に説明するなどの連携を取ると良いでしょう。説明のボディコピー(本文)はまだ分かりやすい方ですが、魅力的なキャッチコピーを作る時の連携はもっともっと複雑で、感性が問われますし、これはプロのネイティブライターだからと言って、必ず毎回よいものになるわけでもありません。
3.画像を後から変えない
これが恐らく制作者側からすると一番コントロールできないところでしょうけれど、重要な点となります。せっかく、良い画像を選び、気を付けてその画像に合ったコピーを書いても、その後で画像を変えられてしまうと、すべてが無駄になってしまいます。難しいところですが、波及範囲が大きくなり、予算も予定も変わってしまうことをプロジェクトが始まる前にお客様へと説明し、認識してもらうことから始める必要があるかと思います。
以上3つのポイントを念頭に置いて制作するといいかと思います。
Good luck!