世界中の55%の人が母国語でWeb Serviceを利用しています。
また、アメリカのカリフォルニアでは、自宅では英語以外の言語で会話している家庭が全体の40%以上に達しているようです(AWS San Francisco Summit 2018より)。日本でも社会が変わってきており、外国人比率の高い地域も出てきていますし、外国語での会話を耳にする機会もあると思われます。こうした中でWeb Serviceが多言語環境で利用していけるようになることは、便利になるだけでなく社会的にも価値あるものとなるのではないでしょうか。
・Amazon Translate
Amazon Web Serviceでの使用のために提供されているようですが、単に分かればいいといった言語切り替えのレベルから言語間を自然なコミュニケーションで横断するためにニューラル機械翻訳をベースとしています。
・Amazon Polly
テキストの読み上げを行うサービスですが、Amazon Translateにより人間の声に近い音声に加え複数の言語での情報発信が可能となるわけです。
・Amazon Alex
マイクロソフトの「Cortana」、アップルの「Siri」、グーグルの「Google Assistant」も同様ですが、音声会話認識に機械翻訳が加わることで複数言語でのコミュニケーションの場面で有効なインターフェイスとなっていくことでしょう。
サービスのユーザビリティが向上していくにつれて、こうした「言語の壁」もテクノロジーによって乗り越えられています。
社会での言語環境は大きく変わっていきそうです。