CJコラム

「Googleしごと検索」の上位に求人情報を表示させる方法を考えてみた (2)

前回に続き、「Googleしごと検索」のネタです。


先日、当社の求人がどのくらいの位置に掲載されているかをチェックしてみたところ、他100件以上リストの中の奥深ーくに潜伏していることが判明しました!

もう少し上の方かなと期待していたのですが……しごと検索の上位に表示させるためのコツってあるんでしょうか?

・・・というわけで筆者の私、サクッと調べてみました。
以下、個人的に気になったポイントをピックアップしておきます。

 

①投稿日(情報)が新しい
②タイトル(職種名)はユニークなキーワードが有効?
③ユーザー(求職者)の欲しい情報がきちんと掲載されている
まとめ

 

①投稿日(情報)が新しい


たとえば新着ニュースって、常に上の位置に掲載されていますよね。
しごと検索も投稿日が新しい情報ほど、上位に表示される傾向にあるようです。

投稿日から一定期間を過ぎると自動で検索対象から外されてしまう…というわけではないようですが、基本的にGoogleの検索エンジンは常に「新しい情報」を高く評価(※)しています。
記事自体に問題はなくても自然に順位が下がってきてしまう可能性はあるので、内容をブラッシュアップしつつ、「新着情報」として再アップし直す、などのメンテナンスが必要かもしれません。特に、通年採用目的で長期間情報を掲載する場合は、気を付けたいですね。
(※)Google構造化データに関するガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/guides/sd-policies#quality-guidelinesG

 

②タイトル(職種名)はユニークなキーワードが有効?


Googleしごと検索のタイトル(職種名)エリアは通常、「職種の名称のみ」を指定するルールになっています。
……の、はずなんですが、ざっくりチェックしたところ、職種名の後ろに勤務地や採用条件がついていたり、結構フリーダムにタイトルをつけている企業さんもいらっしゃいますね。
誰もが選びがちなキーワードだと、競合する同業他社が多くて上位にあがりにくいから、といった理由でしょうか?

たしかに、ユーザーが検索しそうなユニークなキーワードを使うのは有効かもしれませんが、あからさまな求人広告表現「簡単なお仕事です!」とか)や特殊文字「!」「*」の多用はGoogleからスパムデータとみなされてしまうので要注意です(※)。
最悪ペナルティを課せられる(=求人情報が表示されなくなる)可能性もあるのでtitleのつけ方は慎重に!が鉄則ですね。
(※)Google求人情報コンテンツガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting#content-guidelines

 

③ユーザー(求職者)の欲しい情報がきちんと掲載されている


Googleしごと検索の上位表示のアルゴリズムは非公開なのですが、1点だけ明確に分かっていることがあります。
それは……
この検索サービス自体が、
ユーザー(求職者)のメリットがなによりも優先されるシステムだということ(※)。
なので、より新しく豊富な情報をユーザーに提供できる企業が評価対象になるはずなんですよね。
例えば、構造化データのマークアップを行う際には、必須の6項目(※2)だけでなく、それ以外の項目も可能なものは設定しておくと有効かもしません。
(※)検索に対するGoogleの方針(ユーザーを最優先する)
https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/mission/
(※2)職種、募集要項、投稿日、企業名、勤務地、求人情報の有効期限

 

まとめ


しごと検索の上位に求人情報を表示させる方法は、ネット上にいろいろな施策があがっているようですが、基本は

 

・Googleの公式ガイドラインに沿った構造化データであること
・ユーザー(求職者)のニーズにマッチした最新の情報がきちんと用意されていること

 

この2点が過不足なく実装できているかが、上位表示のカギになってくると思います。
検索の運用ルールや評価ロジックは日々更新されていくので、今後も地道に情報を追いつつ検証していく必要がありそうですね。私も頑張ります!また新しい発見がありましたら、このコラムで紹介しますね。

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