言語展開のWebサイト制作に伴う外注先の選び方 その1~ファーストコンタクトまで~
推計値ではありますが、新型コロナウイルスの影響で、2020 年 4 月の訪日外客数は、2,900 ⼈(前年同月⽐ 99.9%減)となり、インバウンドに向けた言語展開(英語、繁体字、簡体字、韓国語等)の施策は一旦、延期されている企業様も多いかと存じます。
どのタイミングで訪日外客が回復するかというのは、「神のみぞ知る」と言ったところでしょうか。ただ、そのタイミングまでインバウンド向けの施策または準備などを何もやらないのは、個人的な意見ですがモッタイナイかなと思います。
緊急事態宣言を受けて多くの方は、休業したりテレワークしたりで多少なりとも自由な時間が増えたのではないでしょうか?(変わらずご出勤されているブルーワーカや医療従事者の方々、本当にありがとうございます。)
その自由な時間こそ、様々な情報をインプットできた時間ではないのかなと思い、それは会社や事業でも同じことが言えるのでは、、、?と感じたわけです。
そこで、Webサイト制作の言語展開における外注先の選定について、大変恐縮ながら、我々シトラスジャパンと比較させて頂きながら、何回かに分けて連載していこうと思います。選定の一助けになれば幸いです。
初回は、どういう外注先を選び、どうファーストコンタクトを取っていくかをご説明します。
せっかくググって良いな!と思った企業様が、皆様の依頼内容を聞いた途端、業務外で対応できない、って言われると悲しいですよね?
調べた時間を返して欲しい!ということになると思いますので、そうならないように、ファーストコンタクトを取る前に、ある程度作り上げたいWebサイトやページに求めることをまとめる必要があります。
・サイト全体のコンセプトから一気通貫でお願いしたい。
・サイトはあるから、翻訳文だけお願いしたい。
・サイトはすでにあるけど、翻訳も含めてブラッシュアップしたい。
・サイト立ち上げ後も定期的にWeb広告を出稿したい。
まさに料理と一緒です。何を作りたいかはっきりしていないと具材は選べないですよね?また各具材にも、本領を発揮できる料理とそうでないものがあります。
そのサイトにどういう効果を求めるのか、その効果を叶えられる制作会社はどこなのか?
この方向性をきちんと持つことでミスマッチで起こる不幸は、少しでも減らしましょう!