ちょっと使いづらい「お問い合わせページ」とは ~問い合わせる側の視点で考察する(1)~
新たなビジネスの出会いを生む「お問い合わせ」の力
貴社Webサイトにはお問い合わせページを設置されていますか?
顧客からのお問い合わせはもちろん、他社からの協業や発注依頼なども、Webサイトから行われることが今多いのではないでしょうか。
いわば企業の「受付」ともいえるお問い合わせページをきちんと管理・チェックされている企業は、問い合わせる側から見ても、企業に対する信頼や今後の関係への期待を膨らませてくれます。しかし、お問い合わせページの質が高くないページも残念ながら存在しています。
今回は、筆者がこれまでに出会った少し使いづらいお問い合わせページの特徴を、2回に分けてご紹介させて頂きます。
※注意※画像は全て事実を基にしたイメージ図です。
ケース① 文字化け
お問い合わせ内容を入力してから送信ボタンを押すと、大量の文字化けしたページに飛ばされるケースです。
これだと、入力した個人情報はきちんと守られているのか、何かウイルスに感染したのかなどと非常に不安になります。
こういったケースは文字コードの設定が正しく行われていない可能性があります。再度サイトの文字コード設定を確認しましょう。
ケース② 消えない入力エラー
お問い合わせを正確に行えるようにと、入力違いや未記入を問い合わせ前にエラーで知らせる機能を付けた親切なお問い合わせページが増えています。しかし、そんなチェック機能が原因でうまくお問い合わせができないケースがあります。何を入力してもエラー表記が消えず、そのうえすべてのエラーが消えてからでないと問い合わせ送信ボタンを押すことすらできないということもありました。
この場合、まず本当にそのチェック機能が必要かを検討しましょう。
特に、問い合わせの際に記入項目を多く設置されている場合は、問い合わせ側の負担軽減のためにも、強すぎる入力書式制限を控えることが望ましいです。
全角・半角をサーバ側で変換して揃えるプログラムを用意するなどの配慮をしてもよいでしょう。
そして最後に、エラー機能が正しく機能しているかの確認をサイト公開前に必ず行いましょう。
思い当たるお問い合わせページは身の回りにありましたか?
次回も引き続き、使いにくいと感じたお問い合わせページをご紹介します。