最近気になるWebデザイン~こんな時こそ海外のサイトを見てみよう! -スウェーデン編-~
ここのところ、海外への取材がままならないこともあり、日本国内で海外の国々にゆかりのある場所や施設などを紹介されるのを見かけたりします。意外と知られていない新たな発見があったりなど、改めて海外の国々とのつながりを感じることがあります。また、海外の国々にゆかりのある施設を色々とまわることで、今までになかった新しい視点で、海外を感じる新しい楽しみ方が出来るような気がします。ということで今回も、海外のデザインが素敵なWebサイトを集めてみました。
前回のデンマークに続き、オシャレなイメージある北欧の国々から、今なにかと話題のスウェーデンに注目してみました。
スウェーデンの首都ストックホルムは水の都といわれ、とても美しくジブリ映画の「魔女の宅急便」の舞台になったと言われております。また、ノーベル賞の授賞式が行われることでご存知の方も多いかと思います。
スウェーデンの企業には、イケヤ、ボルボ、エリクソン、最近ではカジュアルファッションのH&Mや音楽ストリーミングサービスのSpotifyなど、日本でよく知られる企業が多く、どの企業も革新的でデザイン性に優れています。そのデザイン性の高さの裏には、国民の趣味を向上させ、住環境の改善と産業の発展につなげようという動きがあったそうです。つまりハイエンドな産業を育てるにはそれを理解する消費者の審美眼を育てるという考え方。自然の中から生まれたものだけではなく、政策的に生み出されたデザイン性の高さがスウェーデンデザインなのだそうです。そう聞くと、美しいだけでなくなにか力強さも感じるような気がしますね。
そんなスウェーデンのWebサイトをいくつかご紹介します。
via:http://luger.se/
via: https://earthanalytics.ai/#Intro
via: https://nineteen-sixtynine.com/
via: https://www.hasselblad.com/
政策の力で人々が学び、産業のデザイン性を高めたという話は少し驚きました。デザインセンスは天性のものと思われがちですが、よく学び、良いものをたくさん見ることで向上するものだということを改めて感じました。より良いデザインをもっともっと作っていきたいですね。
海外のWebサイトも1つの国に絞って見ていくと新たな発見があるような気がします。
皆様が、海外との新しい関係を築いていくことへの参考にしていただければと思います。