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コラム

日・米・中Webサイトのナビゲーション

Webサイトの構造を考える場合、やはり重要なのはコンテンツを分類、階層化した上で、それをどう繋げていくのかということではないでしょうか。当社は多言語Webサイトを構築することがメインですが、実は、ターゲット国ごとにナビゲーションを構成する際の考え方やアプローチは全然異なってくるのです。

 

今回は、webサイトの屋台骨であり、離脱率にも大きく関与するナビゲーションについて、日・米・中の昨今の実勢を踏まえた特徴や指向について簡単にまとめてみたいと思います。

 

感覚的にまとめると三国のUIに関する主張は以下の様ですね。

 

日本:『設計は十分ですから、これに従ってくれれば知りたい情報は見つかりますよ。』
アメリカ:『情報を見やすくかっこよく置いとくから、好きに探してよ。』
中国:『お客様!どうですかこれ?それともあれですか?これですか?いいでしょ、これ!』

 

それぞれの言語で、『全く別々の完全ローカライズサイトを作る!』というリクエストは決して多くはないのですが、構造と見た目は一緒で文章だけ翻訳する多言語サイトですと、現地で成果を挙げようと思ったら、やはり十分ではないのも否定は出来ません。とはいえ、予算は無尽蔵なわけではないので、どうバランスを取ればいいのかというのが現実的な課題になると思います。

 

そこで、コストバランス的にお勧めする第一歩ですが、特に、日本語ベースで他言語のWebサイトに展開しようとした場合には、まず最初に『元々の日本語原稿をがっつり減らす』ことを志向すべきです。
ですが、文章量を減らすと言っても、単に細かいところを割愛しては意味が無く、細かいところも含め、伝えたいことを零さないようにきっちりサマリを作ることが最重要です。
元原稿を整備できてから、上記のようなUIの指向性に合わせた設計を行う事が出来れば、完全ローカライズまでいきませんが、十分に戦えるWebサイトに仕上がります。

 

ちなみに、ありがちですが「原稿は後から。とりあえず仮原稿でデザインを。」は、お勧めできかねます。

 

N.W  プロデューサー

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