シトラスジャパンは《Communications with a twist》の提供を目指しております。弊社内に設置された英文広告総合研究所では劇的に変わりつつあるグローバル化する広告の世界において、こうした生き生きとしたコミュニケーションの活用を望んでおられるクライアントの皆様にとって、少しでもお役に立てるような情報提供に取り組んで参ります。
それに先立ち、弊社コラムセクション《Global Insights》の執筆者の紹介を致します。執筆を担当するのは、英文広告総合研究所に所属するシトラスジャパンの英語ネーティブのコピーライターとゲストライター、そしてバイリンガルのコピーコーディネーターなどです。永年、国際舞台において活躍してきた広告とマーケティングのプロ達が、日本国内で英文広告を制作するというユニークな立場と視点を活かして情報提供をしていきたいと考えております。今回はコラム執筆者であるジム・モルケーヒとチャーリー・パリセックの二人をここで紹介します。
ジム・モルケーヒはサンディエゴ出身。東京でコピーを書き始めて25年になります。個人的な意味でもプロフェッショナルな意味でも、この仕事からは得るところがとても多いと言います。「東京でこの仕事に携わることの特権は、幅広い産業分野の日本を代表するような一流企業と関われるだけでなく、興味深い日本の文化に直接触れて詳しくなれること。日本で英文コピーライターとして仕事をするのは実に楽しい」と語っております。
カリフォルニア南岸の街、サンタ・バーバラがホームタウンのチャーリー・パリセックは、20年以上にわたりプロのライターとして、コピー制作、テクニカルライティング、台本書きなどに携わってきた経験を持ち、ストレートなアプローチで質の高いコピーを作ることで定評があります。チャーリーは「読む人の頭の中に入っていって、彼らがするように考えてみる。ターゲットが10代の若者か、保守的なビジネスパーソンか、プロジェクトのはじめに、少し時間をかけてオーディエンスのことをイメージする。そうすればコピーを正しい方向へ導くことが、ずっと容易になる」と申しております。
本コラムのテーマのひとつとして、主に日本国内の英文広告に焦点を当て、彼らの長年の経験から感じた文化的な志向性の違いや、世界における今日的な広告事情などを視野に入れた話を展開します。英語で書かれた日本企業のスローガンやタグライン、英文ウェブサイト、さらにクライアントとの関係性やSEOを意識したコピーライティングにいたるまで、幅広いトピックスをユニークな視点で取り上げていく予定です。このコラムの読者になってくださる皆様に少しでもお役に立てるような刺激的な話題を提供できれば、と考えています。