日英ことわざそっくりさん!
国や文化によってさまざまなことわざがありますが、長い間言い継がれているものには、真理を感じさせる重みがあって楽しいですよね。
皆さんは、英語でことわざを知ったときに、あれ、これ日本語と同じじゃない?と思ったことはありませんか。
一石二鳥
Kill two birds with one stone
などはまさにそのまんまです。
これらのそっくりなことわざは、日本と海外で昔から存在していたというよりは、明治時代以降に、西洋のことわざが日本に入って来て翻訳された後、定着しているケースが多いそうです。
お互いの文化に根差していることわざを会話の中で使ってみたらネイティブの共感を得られて盛り上がったりすることもあります。
日英そっくりなことわざの中からお気に入りを見つけて、コレクションしていくのも楽しいですよ。
日本語ですでによく知っていることわざなら、英語になってもすんなり覚えられそうです。
日英ことわざそっくりさん、お金をテーマに集めてみました。
Time is money
時は金なりMoney talks
金がものを言うMoney doesn’t grow on trees
金のなる木はないMoney will come and go
金は天下のまわりもの
いずれも、短いながらもお金の本質をスバリと言い当てていて、ウーンとうならされます。
言語は違えど真理は変わらないということですね。
最後に、少し長いですがこんな名言をご紹介します。
Money is like a sixth sense without which you cannot make a complete use of the other five.
お金は第六感のようなもの。それがなければ、他の五感を完全に活かすことができない。
(イギリスの作家 サマセット・モーム)
含蓄のある言葉ですよね。
お金があると心にゆとりをもたらし、五感が鋭敏に機能するといったところでしょうか。
話がそれますが、食いしん坊の私はこれを味覚に置き換えてみました。
Umami is like a fifth taste without which you cannot make a complete use of the other four.
うま味は第五の味覚のようなもの。それがなければ、他の四つの味を完全に活かすことができない。
素材の持つうま味が料理のベースにしっかり出ていてこそ、甘い、辛い、酸っぱい、苦いの味が生かされて美味しく感じるのではないかと思います。
最後は食い気全開となりました。
お粗末さまでした。
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