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コラム

日本にもいつか来る?ホテルの使い捨てアメニティ配布に伴う罰則

日本でもSDGs(持続可能な開発目標)が浸透してきた今日この頃。
ご存知の通り日本は海外と比べて、様々な情報や流行が2,3歩遅く流れがくるのですが、今回はタイトルの通り各国の宿泊施設におけるアメニティの取り扱いについて、まとめてみました。

 

アメリカ

・カリフォルニア州:2019年10月、カリフォルニア州ではホテルやモーテルでの小型プラスチック製アメニティボトルの提供を禁止する法律が成立しました。この法律は段階的に施行され、2023年以降、全ての宿泊施設が対象となっています。

・ニューヨーク州:2024年からホテルでの使い捨てプラスチック製アメニティの提供を禁止する法案が可決されました。これにより、宿泊施設は再利用可能なディスペンサーの設置や、環境に配慮した代替品の提供が求められています。

 

韓国

2024年から使い捨てプラスチック製アメニティの提供を禁止する規制が施行され、違反した場合には罰金が科されることとなっています。これにより、ホテル業界は環境に優しい代替品の導入や、アメニティの提供方法の見直しを進めています。

 

中国

・上海市:2019年7月、上海市ではホテルでの使い捨てプラスチック製アメニティの提供を禁止する規制が施行されました。これにより、宿泊施設は必要に応じて顧客に提供する方式に変更しています。

・広州:一部のホテルで使い捨てプラスチック製アメニティの提供が禁止される動きがあり、環境保護の取り組みが進められています。

 

台湾

2025年1月1日から全宿泊施設で使い捨てアメニティの提供が禁止され、違反には罰金が科されます。宿泊施設は詰め替え式ディスペンサーを導入し、歯ブラシやカミソリなどの衛生用品は持参を推奨しています。

 

ちなみに日本では、2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行され、ホテル業界における使い捨てプラスチック製アメニティの使用削減が求められています。具体的には、歯ブラシやカミソリなどの提供方法の見直しや、環境配慮型素材への切り替えが推奨されていますが、罰則は設けられていない状態です。

 

高級ホテルの使い捨てアメニティに限っては、個人的に有難みを感じてしまう(拘りぬいた嗜好品を試せるいい機会)ので、完全になくなるのは寂しい気持ちもあります。

J.A  プロデューサー

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