【WordPress】自動翻訳で多言語サイトを手軽に作成「Weglot Translate」のご紹介
こんにちは。WebディレクターのNです。
今回は、WordPressサイトを自動(機械)翻訳で多言化できるプラグインツール「Weglot Translate」を紹介したいと思います。特長とあわせて、導入メリットや注意すべきポイントも解説しますので、最後までお読みいただけますと幸いです!
目次
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1.Weglot Translateとは
2.特長
3.メリットと注意ポイント
4.導入に向いているサイト
5.まとめ
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{1.Weglot Translateとは}
Webサイトの翻訳多言語化に特化したソフトウェアです。2016年にフランスのベンチャー企業によって開発されました。
{2.特長 }
・100以上の言語に対応
Weglotは、ウェブサイトを100以上の言語に翻訳することができます。もちろん日本語にも対応。最新の対応言語は下記をご参照ください。
Weglot公式:利用可能な言語
・ノーコードツール
Weglotは翻訳テキストと翻訳先のページを同時に自動生成する機能を備えています。翻訳先のページを新たにコーディングする必要はありません。
・多彩な翻訳機能
「自動(機械)翻訳」「手動(マニュアル)翻訳」「プロ翻訳」から選択できます。
たとえば自動(機械)翻訳されたコピーを修正したい場合は、Weglotの管理画面から手動(マニュアル)編集することができます。また、管理画面から直接プロの翻訳者にライティングを注文することも可能です。
※Weglotの編集機能「ビジュアルエディター」を使った編集画面イメージ
・SEO最適化
翻訳先のページには自動でhalflangタグ*が設定され、SEO向けに最適化されます。
*halflangタグとは: 検索エンジンが特定のWebページの言語を理解し、どの地域を対象としているかを把握するために使用されるHTML属性です。 |
{3.メリットと注意ポイント}
<メリット>
・コスト節約
Weglotは自動翻訳エンジンを使用しており、翻訳先のウェブサイトのコンテンツを自動的に翻訳します。これにより、元原稿の整理やチェッカーの手配、コーディング作業などを必要とせず、コストと時間を節約できます。
・導入が手軽
下記の4ステップ(各設定にかかる工数はおおむね数時間*)で導入が可能です。
STEP1:Weglotのアカウント作成とAPIキー発行
STEP2:翻訳元サイトの登録
STEP3:CMS側の設定*(Weglotプラグインのインストール、APIキー入力など)
STEP4:多言語サイト公開
Weglotを導入しない通常の手順で作成した場合よりも、制作スケジュールを短縮できます。
*CMSプラットフォームやプラグインのバージョンによって異なる場合があるため、導入の際には公式サイトのサポートページをご参照ください。
Weglot公式:アカウント登録~セットアップ(英語)
Weglot公式:(参考)WordPressのセットアップ(英語)
・サイト更新がリアルタイムで行える
翻訳元のウェブサイトのコンテンツが変更された場合、リアルタイムで翻訳先のサイトが更新されます。これにより、新しいコンテンツや変更が即座に翻訳され、ウェブサイトの最新情報がユーザーに提供できます。
次に、導入時の注意ポイントを紹介します。
<注意ポイント>
・画像テキストは翻訳されない
イメージバナーなど、画像で作成されたテキストは翻訳されません。
翻訳化が必要なテキストは、あらかじめ翻訳元ページでHTML化しておきましょう。
・翻訳ワード数の上限とコスト
契約プランの翻訳ワード数を超えた場合、翻訳サービスは停止されます。
サービス再開には、翻訳先のページを削除して全体ワード数を減らす、もしくは契約プランをアップグレードするなどの対処が必要になります。残ワード数は管理画面から確認できますので、こまめにチェックしましょう。
Weglot公式:料金プラン
・翻訳元のテキストはなるべく修正しない
Weglotは翻訳元テキストを変更するたびに再翻訳を行うしくみになっています。ページ作成後に翻訳元テキストを何度も修正すると、早くワード数の上限に達してしまい、結果的に高コストになる可能性があります。初期の段階で翻訳元のテキストをきっちり確定しておくことをお勧めします。
{4.導入に向いているサイト}
日本語独特の敬語や微妙なニュアンス、婉曲なテキスト表現が少ないコンテンツで、更新頻度が高い(=翻訳作業に長い時間をかけられない)Webサイトが向いています。たとえば、ECサイトのように、定型文(商品名+価格+商品情報)の繰り返しで構成されているコンテンツはWeglotの導入に向いているサイトといえるでしょう。
{5.まとめ}
以上、「Weglot Translate」のご紹介でした。いかがでしたでしょうか?
当社ではWeglotを導入したWordPress実装を承っております。少しでもご興味がありましたら、当社へお気軽にご相談ください。