突然ですがみなさん、ロゴのことはご存知ですよね。
今、周りを見回すだけでも数個のロゴを見つけることができるのではないでしょうか。
企業名をはじめ、商品名、サービス名などいろいろなものがロゴとして存在しており、私たちはロゴに囲まれた生活を送っています。
企業名のロゴなど、自分に関わるロゴを持っているという方も少なくないでしょう。
そんなロゴですが、そもそもロゴとは一体何なのでしょうか?
当たり前のように存在するものなので、あまり考えたことがない。とか、ロゴはロゴでしょ。と思う方もいると思いますが、ロゴってなんですか?と問われて、答えられる方は少ないのではないでしょうか。
そもそもロゴとは、Wikipediaによると、(Wikipediaではロゴタイプとして説明されています)
ロゴタイプ (logotype) は、図案化・装飾化された文字・文字列のことで、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名などを印刷・表示する際に使用される。ロゴと略すこともある。
ギリシア語のロゴテュポス (λογότυπος) に由来し、ロゴ = 言葉、タイプ = 活字からなり、本来は1単語のための連字活字を意味した。ロゴタイプとマークを合わせて図案化したものは、ロゴマークと呼ばれる。これはlogoとmarkを組み合わせた和製英語とされる。なお、英語にも logomark という語は存在するが、ロゴタイプとマークを組み合わせたものではなく、マークのみを指す。また、英語のlogoはlogotypeとlogomarkを合わせたものを指す。
つまり、ロゴとは、言葉(企業名や商品、サービス名)を活字で表し、それを図案化、装飾化することで、視覚的なイメージを通じて、他の物と識別させるためのものと言えるでしょう。
また、ロゴには、ただ単に他と識別させるという役割だけではなく、ブランディングという側面での役割をもっています。
企業のアイデンティティや、商品、サービスの持つ意味やストーリーなどをもとにデザインされるロゴは、見る人にその魅力を想起させるというブランディングにおけるとても重要な役割を持っているのです。
みなさんも、見ただけで、商品を想像し、欲しくなってしまうロゴがいくつか、すぐに思い浮かぶのではないでしょうか。
ちなみに世界で初めて商標登録されたのは、Bass Brewery(イギリスのビール醸造会社)の三角形のロゴだそうです。私はここのビールもロゴも大好きなので、世界初と聞いてちょっと飲みに行きたくなりました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Logo
長い間、変わらず使用されることで、愛されるロゴも多く存在しますが、一方、時代とともに進化しているものがあったりします。実際にGoogleやスターバックスのロゴが時代とともに変化を遂げてきています。
時代により、表示するデバイスなどの環境の変化の中で、ロゴも一緒に進化をしていくという柔軟な対応が必要になってきているのではないでしょうか。
以前ご紹介したレスポンシブロゴもその一例です。
参考:モバイルファースト時代のコミュニケーション ~Responsive Logo レスポンシブロゴという発想~
さて、ロゴってなんなのか?
ロゴが持っている力、重要性を少し理解して頂けましたでしょうか。
企業の顔にもなり得るロゴです。制作する時には十分に時間をかけ、じっくり考えて制作したいものですね。